【学園アリス】絶対に守るから

〜32〜ベアとスパーリング2 ページ35

Aside



蜜「う゛あああーー!!」






　蜜柑がベアに蹴られた






委「み、蜜柑ちゃん!!う゛あ!!」






　ああ、裕くん持ってた薪を


　自分の足に落としてちゃ世話ないよ


　ベアは、僕の言うこと


　聞いてくれないし・・・


　そして今、僕の状況は・・・






委「Aくん、蛍ちゃん

　 蜜柑ちゃんを助けて・・・」


蛍「この寝袋シェルターは

　 イモムシ1号と言って

　 耐寒、耐熱、防音に優れ

　 衝撃にも丈夫にできております」


委「何言ってんのー!!っていうかなんで

　 Aくんまで入ってるのー!!」


『蛍が入れって・・・』


蛍「Aにケガでもされたら

　 日向棗に殺されるわよ」


『あっ、蜜柑が死んじゃうー!!』






　ベアが蜜柑に決めの一発を


　お見舞いしようとしたら






「ｻﾞﾊﾞｰ」






　大きな象のロボットが


　出てきて、ベアに水を掛けた


　ベアは倒れて


　蛍はキリンロボットを出した






『蜜柑・・・』


蛍「委員長、ベアが復活する前に

　 その子私の車に乗せて」






　こうして、僕たちは


　蛍のキリンで先に進んだ






委「昔ここの生徒で人形を作ると

　 必ず魂を宿らせてしまう

　 アリスの持ち主がいたんだって

　 その人が初めて作った

　 テディベアがあのベアらしいよ」






　裕くんが蜜柑に


　包帯やら何やらを巻いて言った


　やっぱりベアもアリスで出来たんだ






委「一説によると

　 目玉ボタンを歪んでつけたから

　 あんなに凶暴になったとか」






　なるほど〜






蛍「けど、あいつは布と「うわー!!

　 かかってこいクマヤロー!!」」


『うわっ!!蜜柑大丈夫なの？』






　って僕の話聞いてない・・・






　飛ばします・・・






蛍「あんたに文句言えるわけ？」


『蛍？』


　

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