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.
.
「...........んっ」
玄樹「ごめん......起こしちゃった？
あんまり可愛い顔してたからつい........」
「つい......
じゃないよ玄樹！
..........ここ、交差点だよ？
あっサングラスも掛けてない！」
玄樹「ふふっ
もういいんだよA
今までこういう普通の当たり前のことが
できなかったんだからいいでしょ？」
そう言って
君と揃いの左手の指輪を見せた
「..........あっ、そっか」
一瞬照れた顔をしたけど
すぐにまた元の表情に戻る
「そういう問題じゃないでしょ
こんなの普通の人でもやらないよ(笑)」
玄樹「だって俺、普通の人じゃないしー」
ちょっと拗ねて正面に顔を戻すと
「..........玄樹」
優しい君の声に呼ばれて
また
外したばかりの視線を戻した
今度はAの方からキスしてくれた
玄樹「.........あれ？
こういうこと
普通の人はしないんじゃないの？」
嬉しくてにやけそうになるのを
必死に抑えながら
わざとちょっと冷たく言ってみる
「玄樹の彼女ってことは
あたしも普通の人じゃないでしょ？
だから...........んっ」
訳の分からない言い訳をする
Aの後頭部に手を添え
引き寄せるともう一度俺からキスした
「げん........き.......」
玄樹「..........違うでしょ？」
「...........え？」
玄樹「彼女じゃなくて
.............奥さんだよ？」
長すぎる赤信号は
空気を読んでくれてるようにしか思えなかった
.
.
.
玄樹「A、着いたよ」
またうとうとしてたAに優しく声を掛ける
「ん..........
玄樹、ありがと
って..............えええぇぇぇええ？
ここ、どこ？」
むしろ外とか見てたのに
今まで気付かなかった方が
びっくりなんだけど.......
...........ほんと、俺の奥さんは天然
玄樹「今日はここに泊まるんだよ？
今夜は思い出に残るような
...........特別な夜にしたいから」
みるみる紅くなっていくA
本当、可愛い
「でも、大丈夫なの？」
玄樹「心配しないで
もう大丈夫なんだよ？」
頭を優しく撫でて
“ ちょっと待ってて ”
運転席から降りて助手席に回ると
ドアを開けてとまどう君の手を引いた
玄樹「素敵な夜にようこそ
...........俺のお姫さま」
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美雨 - miu -(プロフ) - 莉子さん» 長かったですよね（笑）お疲れ様です（ ; ; ）そう言っていただけてとっても嬉しいです！ありがとうございます(*^^*) (2016年4月21日 7時) (
レス) id: 712a84f1c6 (このIDを非表示/違反報告)
莉子(プロフ) - 一気に読みました！大号泣で涙とまりません！！わら 完結おめでとうございます！ (2016年4月20日 2時) (レス) id: 2ea947713f (このIDを非表示/違反報告)
美雨 - miu -(プロフ) - 萌菜さん» 長かったですよね(>_<)ありがとうございます！玄樹くんで想像できました？（笑）よかったです(*^^*)この玄樹くん自分で書いてて大好きです（笑）これからも頑張ります！☆ (2016年3月12日 7時) (レス) id: 712a84f1c6 (このIDを非表示/違反報告)
萌菜(プロフ) - 一気に読ませてもらいました。本当に心温まるお話で大好きです。玄樹くんがいっているのが想像できて余計にドキドキしてしまいました。笑これからも応援してます！ (2016年3月8日 21時) (レス) id: 83d162e22f (このIDを非表示/違反報告)
美雨 - miu -(プロフ) - さきのさん» そう言って頂けて嬉しいです(>_<)こちらにもコメント残してくださりありがとうございます♪ (2016年3月1日 13時) (レス) id: 712a84f1c6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：美雨 - miu -
| 作成日時：2015年11月26日 20時
