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小旅行 ページ7

ロケの撮影は終わった。


A「このあと路上ライブがあります!音楽番組の中継です!後2時間です」

壮五「曲は?」

A「miss youです」

環「あと2時間なにしよーかな」

壮五「…環くん、喉を温めとかないと痛めちゃうよ?」

A「とにかくステージの方へ向かっ…」

内宮を出ると たくさんの人が集まっていて
警備員が整備していた


壮五「もうすぐお昼だから、人が集まってきたんだね」

環「うれしーけど たいへんだな」

A「とにかく、車に乗りましょう」

壮五「車?」

A「はい!バンさんがこっちのテレビ局で借りた機材を持って、確かこの辺に止まっていると」

壮五「あれかな?」

環「ぽいな」

壮五と環はたくさんのファンにほほ笑みかけて
車に乗る

A「おまたせしました」

万理「はい」

万理はゆっくり車を走らせた


ーーー

万理「二人とも、ここの控え室で待機しててね」

環「おぅ」

壮五「わかりました」

ステージから少し離れたところにある、民家の中が控え室になっていた。


壮五「環くん、」

環はぼーっと万理とAを見つめている

壮五「環くんっ!!!」

壮五の声は環にもちろん届いていた

環「なぁそーちゃん、あのふたり付き合うと思う?」

壮五「、、僕にはよく分からないけど、」

お似合いなんじゃないかな

なんて、キミの傷つく顔なんて見たくないから

環「嬉しそうなかおしてるよな、A…しあわせってかお」

そんなキミの横顔を見ている僕の顔は
どんなふうに見えるだろうか


壮五「中、入ろう?」


環「うん」

ーーー

万理「ごめんね、少し遅くなったかもしれない」

A「大丈夫ですよ!あの!」

万理「うん?」

A「…あの、このロケ終わったらご飯に行きませんか?」

万理は一瞬 はっと息を呑む

が、すぐに何故彼女がご飯に行きたいと言ったのか理解ができた。

答え、か。

俺のこの中途半端な思いをどう返すのかって…
君には環くんがいる。なんて、遠くからの視線にも気付かない君には分からないだろうな


嬉しそうな顔をする君の頭を優しくなでる

驚いて固まる姿も、可愛いと思う

でも、中途半端なんだ。

万理「ごめんね、ちょっと電話出ていい?」

A「はい!」


電話の相手は紡マネージャー。

Aは知らなかった、紡と話す万理の表情を

幸せ、そうだな

なんて、私は 笑えてるのかな

ふと、控え室の方を見ると、二人の背中が見えた





ーーー2時間後

「miss you...」

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設定タグ:大神万理 , IDOLiSH7 , 四葉環   
作品ジャンル:恋愛
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(プロフ) - 熊猫さん» ありがとうございます、うっかりしていました… (2018年1月4日 16時) (レス) id: f3336c9571 (このIDを非表示/違反報告)
熊猫 - 二次創作となりますので、オリジナルフラグはお外し下さい (2018年1月4日 15時) (レス) id: 4a2f2ae520 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2017年12月27日 17時

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