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俺は中途半端なことをしてしまっている

“それでも好きだから”

彼女の声が脳内に響く

車内に戻ると、助手席に眼鏡ケースが置いてあることに気がついた

俺は持ち出した記憶は全くなかった、おそらく紡さんだろう...

予想通り、携帯のディスプレイには30分前に連絡が来ていた

【ありがとうございます!】

簡単な返事をして、ふとため息をついた


車内から見える空は、うっすら雨雲がかかっている


万理「A?!」

風のように目の前を通り過ぎていく姿を捉えた

急いで、車から降り 彼女の腕を引き寄せた

A「バ、、バンさん」

万理「一緒に帰ろうか」

A「はい....」

万理「乗って、」

Aは 口を開くことは無かった

助手席に座り、眼鏡ケースが視界に入る


A「眼鏡、、」

万理「ごめんね、持ってきてないと思ってたんだけど」

Aは首を横にふる

「...雨、降りそうだね」

A「あの、」

万理「どうしたの?」

A「千さんが駅で待ってると、百さんが」

万理「アイツ、またどうしてこんな天気にっ」

動き出した景色は 昔の白黒テレビのように

どこか寂しく映る



















一織「四葉さん」

環「なーいおりん、このままだとAは」

一織「大神さんは 私が思うに そんなに悪い人ではないと」

環「えっ?」

一織「このままにするわけがないです、マネージャーに好意を寄せながらも、Aマネージャーと付き合い続けることは、あの人には無理です」


環「別れても、Aは傷つく」

一織「四葉さん、Aマネージャーはどっちが傷つくと思いますか?」

環「そんなの両方に決まっt」

一織「私は
相手が全く自分にその気がなくて、苦しいという感情を押し殺し、自分の好きな人のためにずっと慕い続ける方が、しんどいと思います」

環「でも!」

一織「だって、付き合っているのに 片思いっておかしい話じゃないですか?」

環「...俺はそういうのよくわかんない
でもっ、、もし自分がそうなら苦しい」

一織「今の私たちには その経過を見守ることしか出来ません、干渉するのは良くない...例えそれが自分の好きな人であっても」

環「...いお りん、、?」



















千「あ きたきた〜 お疲れ様」

万理「何やってんだよっ!そんな所で」

千「何って、キミたちのこと待ってたんだけど?」

万理「なんでだよ」

千「仲介人が必要だって、百が言うから」

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設定タグ:大神万理 , IDOLiSH7 , 四葉環   
作品ジャンル:恋愛
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(プロフ) - 熊猫さん» ありがとうございます、うっかりしていました… (2018年1月4日 16時) (レス) id: f3336c9571 (このIDを非表示/違反報告)
熊猫 - 二次創作となりますので、オリジナルフラグはお外し下さい (2018年1月4日 15時) (レス) id: 4a2f2ae520 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2017年12月27日 17時

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