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平穏と不穏の狭間 ページ13

万理「どうしたの なにかあった?」

A「やっぱりちゃんと伝えたいなと思って、改めて」

万理「…いいの?」

A「もう一度しっかり言います。こんな私でよければ、付き合ってくださいっ」

万理「よろしくね、…こんな私って、Aちゃんは、充分素敵な人だよ」

A「バンさん」

万理「バンさんじゃなくて、万理でいいよ
ファンじゃなくて恋人なんだから・・・」

A「万理、、さん…///」

万理「いいよ、無理しなくてっ」

A「なんだか慣れなくて…」

万理「敬語もね、明日も朝早いんでしょ?
疲れてるだろうし、」

A「…おやすみなさい」

万理「おやすみ」

電話を切るのはバンさんの方が早かった

少しの寂しさとこれからのことにドキドキする気持ちで上手く寝付けなかった


ーー万理side
万理「んで…どうしたの」

千「地方おつかれ、」

万理「…大体こんな帰宅ラッシュな時間に国民的アイドルが棒立ちなんかしてて拾わないわけないでしょ?」

千「バンはやっぱり優しい」

万理「、、なんでそこにいたの?」

千「…百がバンさんに聞きたいことがある
って言うから代わりに僕が」

万理「だからなんで、代わりなのって、そういう問題じゃなくて棒立ちしてた理由になってないよ」

千「要するにバンが通るのを待ってた」

万理「、、国民的アイドルって自覚ほんとないよね」

千「あの子と付き合ったんだね」

万理「…今、隣で聞いてたでしょ」

千「おめでとう」

万理「……ありがとう」

千「、、その顔だと、かける言葉は''おめでとう''じゃないんだろうな」

万理「え?」

千「なにか隠してるだろ」

万理「隠してないよ」

千「彼女が傷つかないようにするんだよ、、?
まぁそういうことって、僕なんかよりバンの方が得意だろうけど」

万理「で…聞きたいことって」

千「Aちゃん、九条さんと接触してるみたいだけど…何も聞いてない?」

万理「…九条って、あの、、」

千「あの顔色悪いおっさん」

万理「聞いてない、けど…なんで」

千「いや、まぁ彼女のことだから大丈夫だろうけど、僕が経験するに彼はとてもしつこい男だ…。
命の危険にさらされるなんてことは、多分ないと思うけど」

万理「一応見張っておいた方がいいってこと?」

千「バン、彼女は茜の娘だよ」

万理「分かってる、けど…彼女は彼女だ」

千「知らないけど凄い歌唱力があるのかもしれない」

万理「九条が声をかけるということは・・・」

珈琲の匂いと悪夢→←茜色の封筒



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設定タグ:大神万理 , IDOLiSH7 , 四葉環   
作品ジャンル:恋愛
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(プロフ) - 熊猫さん» ありがとうございます、うっかりしていました… (2018年1月4日 16時) (レス) id: f3336c9571 (このIDを非表示/違反報告)
熊猫 - 二次創作となりますので、オリジナルフラグはお外し下さい (2018年1月4日 15時) (レス) id: 4a2f2ae520 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2017年12月27日 17時

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