月夜に眠る双子の秘密

怪しく忍びよる影 ページ2

尾行されてる


そう気づいたのは、もう一週間も前

今見たいな秀明帰りとか、学校の登下校とか

けど、何もしてこないんだ


普通に帰ってるのを、ただつけてくるだけ


けどやっぱり気味が悪い

しかも、１人とかじゃなくて３人位いる

だから、更に意味がわからない


ストーカーとかならそんな大勢で動かないよね

それで今日も、正解がでない、怪しい人達の招待について考えるはずだったんだ

でも・・・









ｶﾞｯ


「・・・！？」


今まで何もしてこなかった人達が、今日、襲いかかってきた

慌てて振り替えれば、３人の人影

まあ、このくらいの人数なら倒せるかな


と思って、３人に飛び掛かろうとした矢先っ！




「おい、どこ行くんだぁ？」


後ろから腕を捕まれた

不味い、まだ仲間がいたの！？

一生懸命首を回せば、後方に５人も人影が


前にいる３人組と、私を掴んでる人と、さらに後ろにいる５人

合計８人かぁ・・・



タイミングを見極めて倒さないとね

瞬間、前にいた男の人が飛びかかってきた



よし、今だ！

まず、飛びかかってきた男の人に捕まれてる腕を利用して鳩尾に蹴りを入れる

その反動で腕を掴んでる人にも蹴りをいれて１回転


直後、３人がかり位で私に飛びかかってきた

一斉にかかってくるから、真面に受けちゃって顔やら、鳩尾に受けて地面に倒れ混む

そこで、また殴って来ようとする人たちに慌ててパンチを食らわせた


その後は、まあ色々と戦って、一応買ったよ

私も結構食らって、所々に傷があるけど


それで、帰ろうとしてたんだ

けど、さっき倒した人達のか細い声が聞こえてきた


「こっちは駄目だ・・・。」

「もう１人も失敗した！？」

「そうか、”月夜に眠る双子伝説”はもうすぐだもんな」

「双子探しも楽じゃねえよ・・・」




月夜に眠る双子伝説？

て言うか双子って・・・


瞬間、私は弾かれたように走り出した

夜の電話はお静かに→←人間は皆罪人

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