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mm「……うまっ」
fk「んー美味しーっ！マジすごい！！超うまい！」
dt「ははっ、そう言ってもらえると嬉しいな」
あの場に居づらくなり、バーに逃げ込むと、そのままお菓子を奪われて食べ始めてしまった
落としたものだと言ったのに、関係ねえーってばくばく食べ続ける二人
その姿はまるで小動物みたいで、可愛い
fk「えーこんなもの食べないなんて翔太、損してるわ」
dt「まあ、翔太は昔から食べてるから」
fk「いいなーそれ！俺もそんな同級生ほしかった！」
さっきの出来事を話すと、翔太らしいわ、と笑うふっか
お客からのものも、いらねえってつっぱねるのことが多いそう
…それでNo.1になれたのが不思議だな
fk「ま、そう感情的になるのは珍しいけどね」
さりげなくふっかがつけたした言葉に、少しだけ胸が痛くなった
……やっぱり俺が嫌いだからかな？
だとしても、お菓子くらい食べてほしかった
この子達に罪はないんだから
dt「甘いもの、嫌いなのか…」
fk「……うーん、そーいうわけじゃないんだけどね…」
俺の呟きに意味深に発言するふっか
さすがにずっと無言で食べてた目黒も気になったらしく、ん？と顔をあげた
fk「あー……昔さ、翔太って太ってたでしょ？」
dt「うん」mm「え、カケルくんそうなんすか」
未だにカケル呼びの目黒は、過去のことは知らない
それもそうだ
整形も知らない目黒が翔太の過去の姿を知ってるはずもない
fk「だからダイエットしたらイケメンになるかもよーとか冗談混じりに言ったら、
本当に何十キロと痩せてきてさ
断食とかしたらしいから、そのときの癖なんじゃない？
甘いもの食べると太っちゃう…って
拒食症的な？」
拒食症……か
でも、どうも俺のなかでは腑に落ちない
だってコンビニでは大量に甘いものを買ったから
拒食症だとすると、あれが説明がつかない
fk「最近売り上げの伸び率がいまいちなんだよね…
まあ、そうは言っても何百万と入ってきてるんだけど
最近また痩せすぎてるし、どこかボーッとしてるし、危なっかしいんだよな
…いろんな事情があることは知ってるけどね」
売り上げの伸びがいまいち…仕事の仲間と上手くいかない…甘いものをたくさん買う…
なのに痩せすぎ…
……思い当たるものなら、一つだけある
信じたくないことだが、これの可能性が一番高いと思っていた
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Spark - cocoさん» コメントありがとうございます。そう言ってくださるととても嬉しいです。早くあげられるよう頑張りますので、こちらこそこれからもこの小説をよろしくお願いします (2021年2月1日 23時) (
レス) id: cbb845e2c4 (このIDを非表示/違反報告)
coco(プロフ) - お話楽しませて頂いております！これからも宜しくお願い致します！ (2021年2月1日 7時) (レス) id: 43bf9966f7 (このIDを非表示/違反報告)
Spark - mgrwtnbさん» コメントありがとうございます。いつも更新遅くてすみません…早くあげられるよう頑張りますので、これからもこの小説をよろしくお願いします (2021年1月21日 23時) (レス) id: cbb845e2c4 (このIDを非表示/違反報告)
mgrwtnb(プロフ) - 続き待ってます！ (2021年1月21日 2時) (レス) id: 1e6ed00ec9 (このIDを非表示/違反報告)
Spark - サンリオさん» コメントありがとうございます。更新は遅いと思いますが、これからもこの小説をよろしくお願いします (2020年12月31日 23時) (レス) id: cbb845e2c4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Spark | 作者ホームページ：http://keyaki
作成日時：2020年12月28日 1時
