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dt「翔太の健康は、翔太の自由なんかじゃない
たくさんの人が翔太のことを必要として心配してるんだから」
nb「……別に、知らねえし」
俺の心配性とおせっかいも変わってないけど、翔太の口の悪い強がりも変わってない
…だから怖がる必要なんか、どこにもないんだ
昔の翔太のままのはずなんだから
そう自分に言い聞かせ、思ったことをすべて口に出した
dt「一人でそれ食べるの？」
nb「……もういいって、」
dt「やけ食いはよくないよ
栄養も片寄るし、肌も荒れるし、健康も、」
nb「もういいから！！
ずっと上から目線で、ウザいんだよ！
涼太は全然変わってないっ、結局昔も今も全然俺のこと分かってくれないじゃん！」
そう言うと、翔太は俺の腕を振り払って行ってしまった
俺がショックで、力が入らなくなったからだろう
『ずっと』翔太のなかでは『昔も今も』俺は、ウザくて迷惑だったらしい
もちろん自分にそんなつもりはない
…ただ、翔太のことを支えたかっただけだった
言い過ぎることもあったと思う
おせっかいなこともたくさんあったと思う
でも、俺は翔太と過ごしてる日々は楽しかった
あの幼少時代、ずっと隣で過ごしてきて誰よりも翔太を理解できてるつもりだった
だからちゃんと叱って、褒めて、慰めて、ってずっと行動をともにしてきた
……全部、俺の勘違いで間違いだったの？
俺のしてきたことを全て否定されるみたいで、怖かった
ガンっという強烈な痛みじゃなくて、心の奥底からじわじわと湧いてくるような痛みだった
俺は、幼なじみ、として甘えていたんだ
翔太がいなくなったときだって、いつかは帰ってきてくれるだろう、連絡くれるだろう
って待ってばかりだった
幼なじみだから連絡くらいくれる、なんて心のどこかで思ってたんだ
……思い違いもいいところだ、恥ずかしい
dt「……馬鹿だな、俺」
あんなに俺嫌われてるくせに、馬鹿みたいだ
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お気に入り1000人突破しました。ありがとうございます。
こんな小説ですが、これからもよろしくお願いします。
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Spark - cocoさん» コメントありがとうございます。そう言ってくださるととても嬉しいです。早くあげられるよう頑張りますので、こちらこそこれからもこの小説をよろしくお願いします (2021年2月1日 23時) (
レス) id: cbb845e2c4 (このIDを非表示/違反報告)
coco(プロフ) - お話楽しませて頂いております！これからも宜しくお願い致します！ (2021年2月1日 7時) (レス) id: 43bf9966f7 (このIDを非表示/違反報告)
Spark - mgrwtnbさん» コメントありがとうございます。いつも更新遅くてすみません…早くあげられるよう頑張りますので、これからもこの小説をよろしくお願いします (2021年1月21日 23時) (レス) id: cbb845e2c4 (このIDを非表示/違反報告)
mgrwtnb(プロフ) - 続き待ってます！ (2021年1月21日 2時) (レス) id: 1e6ed00ec9 (このIDを非表示/違反報告)
Spark - サンリオさん» コメントありがとうございます。更新は遅いと思いますが、これからもこの小説をよろしくお願いします (2020年12月31日 23時) (レス) id: cbb845e2c4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Spark | 作者ホームページ：http://keyaki
作成日時：2020年12月28日 1時
