知らなかった輝く世界 ページ7
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kj「じゃ、お疲れ様です！」
dt「ん、お疲れ、明日もよろしくね」
アルバイトの康二が、バタンっと店の扉を閉めて、帰っていった
同窓会から一週間、特に変化はない
あるとすれば、阿部が俺の店に来るようになったことくらい
dt「あー……疲れた」
今日はお客さんも多くて、少し体が疲れてる
…夜ご飯、今日くらいコンビニでもいっか
俺は財布とスマホだけ持って、コンビニへと向かった
・
コンビニでどんなもの買おうかな…なんて
考えながら、コンビニ目指して歩いていると
ふと足が止まった
別に危険を察知したわけでもなく、好みのタイプの女性がいたわけでもなく
ただ俺の足が進まなくなった
横を見ると、不思議な雰囲気が漂うお店
…ホストクラブ、か
どこか上品で、どこか下品、そのアンバランスさがちょうどいい
……って、なぜ俺がホストクラブの前で止まってるんだ？
自分でもよく分からずにいると、店から三人ぐらいの女性と 整った顔立ちの男性が出てきた
……まさか、と自分の目を疑った
そんな運命みたいなこと、起こるはずない
というか、こんな運命は起こってほしくない
「えーカケルくんと離れるの悲しいー！」
nb「俺も悲しいけど、あんまり遅すぎると夜は危険だよ？
俺みたいな男が食べちゃうからさ」
目の前にいた甘ったるい声をした女の子の頭を軽くぽんぽんと撫でた
でも、言葉も行動も全て心なんてこもってない
それでも女の子三人組は、キャーっと黄色い歓声をあげ、喜んでいる
「じゃあね！また絶対来る」
nb「そう言って、絶対来ないやつじゃーん」
「いや、来るもん！約束！」
nb「おっ言ったな、破ったら罰ゲームな」
「いいよ、じゃあねー笑」
nb「ん、ばいばーい」
女の子たちにずっと手を振り続けている
角を曲がり、姿が見えなくなると、張り付いた営業スマイルも消え、軽いため息をついた
あれが本当の姿だよ、って女の子たちに晒してやりたいな
と思うほど、オンとオフの差が激しい
まだ俺の足は進まず、ボーッと眺めていたとき翔太と目があった
つまんなそうにしていた瞳が、一気に驚きへと染まった
ピアスにチャラいスーツにゴールドアクセ、と今日もチャラさ全開だった
やはり、前の翔太とはかけ離れている
……今目の前にいる翔太は、誰なのだろう？
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Spark - cocoさん» コメントありがとうございます。そう言ってくださるととても嬉しいです。早くあげられるよう頑張りますので、こちらこそこれからもこの小説をよろしくお願いします (2021年2月1日 23時) (
レス) id: cbb845e2c4 (このIDを非表示/違反報告)
coco(プロフ) - お話楽しませて頂いております！これからも宜しくお願い致します！ (2021年2月1日 7時) (レス) id: 43bf9966f7 (このIDを非表示/違反報告)
Spark - mgrwtnbさん» コメントありがとうございます。いつも更新遅くてすみません…早くあげられるよう頑張りますので、これからもこの小説をよろしくお願いします (2021年1月21日 23時) (レス) id: cbb845e2c4 (このIDを非表示/違反報告)
mgrwtnb(プロフ) - 続き待ってます！ (2021年1月21日 2時) (レス) id: 1e6ed00ec9 (このIDを非表示/違反報告)
Spark - サンリオさん» コメントありがとうございます。更新は遅いと思いますが、これからもこの小説をよろしくお願いします (2020年12月31日 23時) (レス) id: cbb845e2c4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Spark | 作者ホームページ：http://keyaki
作成日時：2020年12月28日 1時
