真っ白な君は

感謝を込めて ページ15

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ガチャ





音が鳴る方を見るけどけどいない


イタズラかなにかかな？


そう思い作業を始めようとしたら


ドアからひょこって頭を出している可愛い子が








「大介くん久しぶり〜」


「久しぶりです、白石さん、」




おいでおいでと言うと控えめに近寄ってくる


控えめなところがいい




「それで、どうしたの」



「おれ、」


「野球めっちゃ好きです」


「うん」


「だけど、うまくいかなくて、、」


「そっか、」


「白石さん、、っ」


「泣かないで、」



彼の手をぎゅって握りしめる


その手はなんだか暖かくて彼らしかった



「大丈夫、大介くん」


「大介くんが努力してることみんな知ってるよ」


「私、ずっと応援してるからわかる」


「だから、もうダメだって思ったらここにおいで」


「私が背中が押してあげるから」


「最後まで頑張ってこい」




「白石さんっっ！」


「やっぱりここ来てよかった、」


「うん、よかった」




「最後にひとつだけお願い聞いてください」


「私に出来ることなら！」


「抱きしめてください」


「ん？」


「慎吾が白石さんにぎゅーってされると安心するって」


何可愛いこといってんだい



「よし、ドンと来い」


「はい！」








(Aさんありがとうございました)
(こちらこそありがとう)
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

私事ですが彼にはたくさんの思い出があるので

悲しくて仕方ないです(;_;)

このお話は、前から書こうと思っていたもので

頑張ってという思いを込めたつもりです

きっと、他球団でも活躍してくれることを

願っています。

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