シルクの妹 [Fischer's] (ページ18)

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Ｎｏ．１７ページ18

シルクside

Aの病院についた

ルンルン気分で病室に向かうと、

何やら、騒がしい

どーしたのかと、病室を覗くと

Aが発作を起こしていた

『どーしたんだよ！』

モ「さっき、トイレから、帰ってくるときに小さな子供とぶつかって、点滴が取れて、違う人の点滴が刺さっちゃって、そのおかげで、いらないものが入っちゃって、５分前くらいから、ずーっとこの調子なんだ」

マ「しんどそうで、見てらんねーよ…」

『A…』

貴「ケッホケッホ…ﾊｧﾊｧ…」

医師「今、大変危険な状態です。ＩＣＵに移動しますね」

『あ…はい、お願いします…』

あまりの、衝撃に声が出せない…

あんなに喜んでたのに…

『もーすぐ退院出来るぞ！』

貴「ほんと？？やったぁ！！！じゃあ、退院したら、パフェ食べたいなぁ！」

『おう！パフェ食べよーな！』

貴「やったぁ！やったぁ！早くたーいんしたいなぁ！」

『そーだな！早く退院しような！』

そー言っていたのに…

小さな子供を責めるつもりは、ない…

いや、ましてや、責めることなどできない…

どーしたらいいんだよ。俺は。

一緒に頑張ろぉね！って約束したのに…

頑張ってくれよ！A！！

俺も頑張ってるんだから！！