シルクの妹 [Fischer's] (ページ12)

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Ｎｏ．１１ページ12

病院につくと、夜だったこともあり、人気は少なく静まり返っていた

もう、手術室に入ってから、２時間は、たってる

Aがいつも寝る時間の、９時半になった…

シ「はぁーーーぁ。」

ン「シルク」

シ「ん？なんだ？」

ン「Aちゃんが心配なのは、わかるけど水くらいは飲んだ方がいいよ？」

シ「あぁ、そうだな」

マ「ほいよお前ミルクティーでいいだろ？」

シ「あぁ、サンキュー」

ぺ・モ「シルク！」

シ「あぁ、モトキとペケたん。来てくれたんだ」

モ「うん！当たり前でしょ？Aは？」

ぺ「Aちゃん刺されたって聞いたけど…」

シ「あぁ、それから、ずーっと、手術室に入って出てこねぇ」

ぺ「そっかシルク」

シ「なんだ？」

ぺ「泣きたい時は泣いてもいいんだよ？」

シ「ペケたん…ありがとう。大丈夫。涙が出てこねぇ。犯人に腹が立ちすぎて。」

ぺ「そっか。一緒にAちゃんが帰ってくるの待ってようね」

シ「あぁ。そうだな」

ぺ「シルクお疲れ様。」

シ「ペケたん、お前、優しすぎるだろ…くっ…」

ぺ「ほら、涙が溜まってたんじゃん。全部出していいよ？」

シ「くっ…」

ポロポロ…シルクの目から大量の涙が出た

それに、もらい泣きをして、モトキ、ンダホ、マサイも一緒に泣いていた