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．
ルールはね、と
ジンが1冊のノートを取り出し
そのノートの初めのページをみんなで囲み、見た。
1．知られてはいけない
2．消さなくてはならない
3．忘れてはならない
「え、
これだけ？？」
「うん。
まぁ、Aが意識するところは
知られてはならないってとこかな。
消さなくてはならないってのは専門的な話だから。
忘れてはならないっていうのも
今はまだ、わかんないだろうし。」
「そうだな、
この組織のことは絶対誰かに言っちゃダメだし、見られちゃダメ。
その場合、見た存在と、見せてしまった存在も消さなくちゃいけなくなるからね。」
「じゃあなんで私は消されなかったの？？」
紫耀と廉の現場に偶然居合わせた私なのに
私は消されてない上に
紫耀や廉も、消えてない。
「Aは、いずれ、こっちの世界に来るはずだから。
実は俺はAの存在を知ってたんだよ」
紫耀の言葉に
廉がはぁ？！と言う
「やから俺に殴らせたんか？」
「まぁね、いいじゃん今ちゃんとカミングアウトしたんだから。」
ふふふ、と笑う紫耀には
誰も刃向かえないみたいだ。
「あ、俺からもひとつ！！
Aの心の中に住む、それ。
俺ら皆しってるよ？」
私の心臓を指さし
得意げに笑う海ちゃん
それ、とは
タヨリのことだろうか
「あー、、タヨリってやつ？」
ジンの言葉に
うんうん、と頷く海ちゃん
「俺らにもあるらしいんだけど
いまのとこ自覚症状ないよね。」
「うん、海人に言われて知った。」
と、口々に話し出すみんな。
「そう、みんなあるはずなのにね、気づいてないの。
俺は昔から知ってたし
気づいてるだろうなーって人はなんとなく分かる。
だから紫耀に
Aを仲間にしようって言ったの。」
海ちゃんの不思議な力は
まるで、彼自身を表すもののようだ。
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ゆい(プロフ) - 続きがめちゃめちゃ気になります！更新楽しみに待ってます、！ (2018年9月25日 21時) (
レス) id: 7738179a6b (このIDを非表示/違反報告)
ゆい(プロフ) - とても面白いです！続きが気になります(°▽°)応援してます！ (2018年9月7日 1時) (レス) id: 7738179a6b (このIDを非表示/違反報告)
岸くん - 難しいけど読み応えありすぎます。受験勉強の合間に見ます！楽しみです^ ^更新頑張ってください(^ ^) (2018年9月4日 23時) (レス) id: 432971ccb6 (このIDを非表示/違反報告)
霞草(プロフ) - ふみなさん» コメントありがとうございます！！廉くんですね！どんなオチになるかまだ検討中ですが、出来る限り楽しんでもらえる方向に考えます(`o´) (2018年9月4日 23時) (レス) id: a823ba01c8 (このIDを非表示/違反報告)
ふみな(プロフ) - とても面白いです！今までオチは廉くんでしたが今回もそういうのあればぜひ廉くん出みたいです！続き楽しみにしています！ (2018年9月2日 22時) (レス) id: 5163432d21 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：霞草
| 作成日時：2018年9月1日 21時
