40 ページ40
．
考え込んでしまったお父さん
「もう…あんたって子はいきなりどうしたの？」
口からさっき見たことが漏れそうになる
でも
�爛肇奪廛掘璽�レットね��
海人の朝の言葉を思い出し
私は踏みとどまった
「でも…途中で玄樹くんのお祖父さんはバス降りてしまってな…
寄るところがあるからって、言ってたけど」
玄樹のお祖父さん…
「どこのバス停…？」
「んー、うちの一つ手前だから
ジンくんとこの家の前の駅だよ」
ジンの家に用事があったのか…？
ますますわからなくなる事態に戸惑う
「Aー！廉くんたちが家に来たけど」
お母さんは玄関から大きな声で私を呼んだ
玄関に行くと
暗い顔をした3人。
「あんたたち、、ほんとにどうしたの？変よ？」
お母さんがこれ以上心配しないうちに
「…大丈夫！！ほら皆行こ！」
私はみんなの背中を押して家を出た
．
「大丈夫だった…？」
途中で逃げてしまった罪悪感に駆られながら
3人の顔を交互に見る
「全部白骨化が進んでて
どれがどれだか分からなかった。」
「え…全部見たの？」
頷く3人に驚きを隠せない
よく見れたね…
「廉は…大丈夫？」
「…おう」
大丈夫なわけないだろうけど
真っ青な廉を見たらそんな言葉しか出てこない
「とりあえず神宮寺の家行こ。」
海人にひきつれられ
私たちはバスに乗らず一駅分少し歩いた
その間に私は
ジンのお父さんが昨日の集会であのお菓子を配ったことをみんなに伝えた。
そのあとからは一切無言で
秋の始まりの道は
全く爽やかなんかじゃなくて
むしろ、私たちにとって
最悪の日になった気がした
ジンの家についてインターホンを押すと
立派な門からジンが出てくる
「どうだった…？」
ジンは私のように、申し訳なさそうな顔で
様子を伺った
海人は首を振って
「全部骨になってて、全く誰が誰だかわかんない」
「え…お前ら中身まで見たのかよ…」
ジンも私と同じところに驚いた様子だ
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1577人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ひかる - うわぁめっちゃ気になるとこで更新止まってる笑 廉くんもジンも無事でいてほしい…つか犯人は誰なの？更新楽しみにしています!! (2018年9月30日 17時) (携帯から) (
レス) id: 075c6f1d28 (このIDを非表示/違反報告)
霞草(プロフ) - まゆうさん» もう少しで完結です…！ハッピーエンドになればいいなぁと私も思っています！(^^; (2018年7月27日 1時) (レス) id: a823ba01c8 (このIDを非表示/違反報告)
霞草(プロフ) - ららちゃんさん» 殺されないようにお願いしています……笑 最後までぜひよろしくお願いします！！ (2018年7月27日 1時) (レス) id: a823ba01c8 (このIDを非表示/違反報告)
霞草(プロフ) - めろさん» もう少しで完結です…(..)最後までハラハラドキドキたのしんでくださいね！！ (2018年7月27日 1時) (レス) id: a823ba01c8 (このIDを非表示/違反報告)
霞草(プロフ) - 卍さん» そろそろクライマックスです(..)ありがとうございます！！頑張ります（＾ν＾） (2018年7月27日 1時) (レス) id: a823ba01c8 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：霞草
| 作成日時：2018年7月9日 13時
