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．
「ジン、ちゃんと説明して
なんでここに最新のしかもサンプルのお菓子があるの？
ジンの家にはこれはたくさん置いてるの？」
海人の言葉に頷く
「これは……先月新しく作られたやつで
この島だったらまだ俺のお父さんしか持ってないはず…」
「お父さんはそれ、いつこの島に持って帰ってきたの？」
「つい1週間前…とか」
てことは…
誰かがそれを入手したとして
この山には
1週間以内に誰かが出入りしてるってことだ…
「どうやったらジンの家以外の人が手に入れることできるんや？」
廉がそう言っているとき
私はなんだかそのパッケージに見覚えがある気がした
「岸くんよく見せて」
じっと見てると
うちにあったあのおつまみの袋によく似てる気がする。
「…ジンのおじさん、
それ、どこかで配ったりしなかった？」
「わかんねぇ……お父さんと話してないから…」
「じゃあ、ジンは今すぐお父さんに確認取ろう。
なにかの手がかりになる。これ証拠品だよ」
海人はカメラで
その袋を持つ岸くんごと写真に収めたため
岸くんは「は！やめい！！」と大騒ぎして
でもいつも殴ってくれる玄樹がいなくて
少し寂しそうだった、気がした。
．
「ここか…」
ジンはお父さんに確認するため山を降り
残った私と海人と岸くん、廉で山小屋までたどり着く
「いい？開けるよ」
海人の言葉に頷いて
海人はゴクリ、とつばを飲み込んだ
ギギ…と嫌な音を立て開く扉
「うわ、ヤな臭い」
たしかに。と海人の言葉に共感する。
ジメジメとした
こもった熱気を感じる
少し生臭い匂い
中は思ってたより広くて
かくれんぼするには難しそうな内装。
机と椅子がひとつずつあって
奥には木棚が並んでいる
広い割には天井が低く
この中でも背の高い廉は腰を下げなきゃ入れない
机にはカラになったビールの缶が3本ほど並んでいて
さっき道に落ちてたのと同じお菓子があった。
「廉、大丈夫…？」
なんだか震えてる気がする廉に
声をかける
「この嫌な臭い…アカンやつ。」
廉の言葉に身震いする
「この生臭い臭いがね、そうか…」
海人はそう言って
奥に続く扉に手をかけた
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ひかる - うわぁめっちゃ気になるとこで更新止まってる笑 廉くんもジンも無事でいてほしい…つか犯人は誰なの？更新楽しみにしています!! (2018年9月30日 17時) (携帯から) (
レス) id: 075c6f1d28 (このIDを非表示/違反報告)
霞草(プロフ) - まゆうさん» もう少しで完結です…！ハッピーエンドになればいいなぁと私も思っています！(^^; (2018年7月27日 1時) (レス) id: a823ba01c8 (このIDを非表示/違反報告)
霞草(プロフ) - ららちゃんさん» 殺されないようにお願いしています……笑 最後までぜひよろしくお願いします！！ (2018年7月27日 1時) (レス) id: a823ba01c8 (このIDを非表示/違反報告)
霞草(プロフ) - めろさん» もう少しで完結です…(..)最後までハラハラドキドキたのしんでくださいね！！ (2018年7月27日 1時) (レス) id: a823ba01c8 (このIDを非表示/違反報告)
霞草(プロフ) - 卍さん» そろそろクライマックスです(..)ありがとうございます！！頑張ります（＾ν＾） (2018年7月27日 1時) (レス) id: a823ba01c8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：霞草
| 作成日時：2018年7月9日 13時
