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「なんだ。てっきり励ましにきてくれたのかと。」
「ちげーよ！普通におつかれぇって言いに来た
でも、なんか、」
言葉につまる廉
私はらしくない廉を見つめた
同情の言葉なら、
いらないのだけど。
「Aぽいな、落ち込むの」
「え？」
的外れは言葉に
何も言えなくなったのはわたしだ。
「なんか色々と頭回りすぎちゃうところあるやん
あとちょっとネガティブ入ってるっていうか。」
「んー、、」
分かってるな、と思った。
廉は私を知っていてくれてるんだなって。
「まぁ俺はそんな考え込む性格じゃないから
上手いアドバイスは出来んけど」
「知ってる」
「おう」
「だってそういうスッキリしたところが好きなんだもん」
廉は分かりやすく照れていた
私もそんな廉を見て嬉しいと恥ずかしいが混ざった
明るい気持ちになっていた
明日も頑張ろ、と
素直に思えていた
.
昔の良かった思い出なんて
数え切れないし、数えているあいだはきっと
廉のことが好きという気持ちより
廉に依存している気持ちの方が大きくなっている。
分かっているんだけど
それが止められない。
数えているあいだは
ほら、ほらね、私たちは大丈夫。
廉は私の事好きなはず。
って、考えてるんだ
こんなの無駄だって分かってるけど
廉との写真を見返して
廉の笑顔を思い返して
うん、大丈夫。って
何が大丈夫なんだろう
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なるみ(プロフ) - はじめまして。いつも楽しく拝見させていただいております。エンドロールのパスワードを教えていただきたいです！ (2023年4月14日 12時) (
レス) @page35 id: a37fb134db (このIDを非表示/違反報告)
霞草(プロフ) - 椿さん» コメントありがとうございます。これからもよろしくお願いします○|￣|＿ (2019年11月6日 0時) (レス) id: 402b5f83f6 (このIDを非表示/違反報告)
椿 - 霞草さんのお話めちゃめちゃ大好きで読んでます！今回もすっごい面白かったです！！ (2019年11月3日 8時) (レス) id: e0292a59d7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：霞草
| 作成日時：2019年10月15日 11時
