44話 時谷という人間 ページ46
〜シュンスケside〜
リュウ「狼が誰も殺さなかったことを前提として考えると-」
シュンスケ「え？前提なの？誰かしら秩序を乱すやつがいるんじゃない？」
「殺ったったわー！羊を殺してやったわー！みたいなさ。１人くらいはいそうだけど」
「それに、犯人は相当な恨みがあるんだから狼になったら殺しにくるでしょ。確実に」
リュウ「そうならないようにカスミとスミレに阻止するように頼んだ」
シュンスケ「マジか…。二人への絶対的信頼が凄いわ」
リュウ「長い間一緒に暮らしてるからな」
シュンスケ「いいな〜オレも同棲したいわ」
リュウ「…」
シュンスケ「え？まさかの無視？！」
リュウ「話を戻すが」
シュンスケ「ちょ、ちょっとm」
リュウ「羊を殺さなかった狼を保護する。もちろん証拠を掴むのと同時進行でな」
シュンスケ「…はーい」
シュンスケ「そういえばさ、オレの自己紹介をしたほうがいいかな？」
リュウ「あ〜画面の向こうの皆さんにってことか」
シュンスケ「メタいね〜。でもそうだよ」
リュウ「それなら早くしておいたほうがいい」
シュンスケ「ってことで軽く自己紹介をしてくわ」
名前は時谷シュンスケ。年齢は23で、時谷財閥の次期当主。
リュウとカスミとスミレにはシュンと呼ばれることが多い。
表面上は明るいけれど、心のなかでは毒を吐いている。腹黒なところがしばしば。
スミレとは同族嫌悪だが、何かと気が合うため絡んでいる。
興奮するとなぜか関西弁を話す傾向にある。
シュンスケの幼少時代にリュウたちと出会って仲良くなった。
リュウ「さらに詳しいことは後々だな」
シュンスケ「そのうちオレの過去編を語ろうかな」
リュウ「そしたら俺達も過去編を語るようになるのか…」
リュウ/シュンスケ「その時はお楽しみに」
リュウ「さて、そろそろ狼を保護しに向かおう」
シュンスケ「わかった」
「カスミとスミレは今頃どうしてるのかな」
45話 嘘つくの下手なんだよね…→←43話 え、えぇ…マジですか？
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作者名：レド | 作成日時：2023年3月6日 22時
