43話 え、えぇ…マジですか？ ページ45
〜noside〜
スミレ「え〜…それじゃあ、タクヤさんが狼に襲われたのって何時くらいですか？」
タクヤ「何時かは見てなかったけど、深夜くらいだったな」
スミレ「オレちゃんも深夜くらいだったよ」
ユキナリ「もしかしたらタクヤさんとスミレさんが襲われた時間が重なっていたかもしれない」
スミレ「ちなみに昨日の夜にユキナリさんの悲鳴を聞いたりしました？」
タクヤ「悲鳴？なんか聞いたような気が…」
カスミ「タクヤさんが襲われたのはユキナリさんが襲われた後だよ」
「僕がユキナリさんを部屋まで送った後に狼に追われているタクヤさんと遭遇したからね」
スミレ「ふーん。さっき言ってたのはその事なんだね〜」(ニコニコ
カスミ「…スミレの方は？」
スミレ「他の人の無事を確認した後に…だいたい15〜20分くらい経過してからかな」
ユキナリ「カスミさんと別れた時間を考えても筋が通るね」
コウ「それが本当なら狼が２人以上の可能性は充分高いだろうな」
カスミ「狼が2人いると仮定して、何でメリーは狼を１人だけ発表したんですかね？」
ミサキ「確かにそうやね…」
チエ「お、狼が2人以上いる時は…ランダムで決まるんじゃないでしょうか…？」
スミレ「ら、ランダム？…だとしたらそれはそれでどうかという話では？」
カスミ「理不尽！！選ばれた狼からすればたまったもんじゃないね」
スミレ「えっ、そこ？…まあ、それもそうだろうけどさ」
ウルフ「そろそろ投票の時間だ」
マキ「まだ処刑する狼１人を決めてないわよ！」
メリー「みなさん、処刑する狼をえらんでください！」
スミレ「時間が足りないな…」
サトル「メリーたちが最初に発表した狼を処刑すべきじゃないか？」
カスミ「…皆さんも一旦リンタロウさんに票をいれませんか？」
スミレ「そうだね。オレちゃんはリンタロウさんに票をいれることにするよ」
困惑しながらも投票をした。そして、リンタロウが電車事件の相田ユウヤと同じように電車から飛び降りて、処刑された。
メリー「それではみなさん！心の準備はいいですか？それでは答え合わせスタートです！」
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作者名：レド | 作成日時：2023年3月6日 22時
