42話 寝起きは反応が鈍いんです！ ページ44
〜noside〜
夜が明け、太陽が登り始めた時間になった。
ウルフ「今回の狼も羊を殺さなかったため、狼の処刑をはじめる」
メリー「皆さんは最初の部屋に集まってください♪︎」
カスミ「ふわぁ…ねむ」
カスミは昨日のこともあって充分な睡眠をとれていなかったのである。
カスミ「結局スミレはあれからキッチンに来なかったな…」
スミレ「その件はごめん。オレちゃんもオレちゃんでいろいろあったんだよね」
カスミ「うん。大丈夫だよ…。え、スミレ？いつの間に…」
スミレ「反応うっす！」
カスミ「まだ寝ぼけてるからスミレが期待しているような反応は出来ないよ」
スミレ「それとこれは違うと思うのだが…」
タクヤ「あ、カスミ！昨日は大丈夫だったのか？！…よく生きてたな」
カスミ「う、うん」
スミレ「へぇ〜♪︎そうなんだ〜」(ニコニコ
カスミ(あ、詰んだ…。あとで潔く報告しよ)
−最初の部屋−
スミレ「まだ来てない人が数人いるね」
ユキナリ「カスミさん、スミレさん！き、昨日はありがとう」
スミレ「わざわざお礼を言ってくれるんだね」
カスミ「あの後大丈夫だった？」
ユキナリ「うん。大丈夫だったよ」
スミレ「よかったね。何もなくて」
ユキナリ「カスミさんとスミレさんは大丈夫だった？」
カスミ「う、うん」(チラッ
スミレ「…」(ニコニコ
「オレちゃんはあったはあったけど、大したことなかったよ」
ユキナリ/カスミ「え/は？」
−数分後−
全員が最初の部屋に集まった。
ウルフ「全員そろったな。羊を殺さなかった狼を発表する」
メリー「今回の狼は…飯田リンタロウです♪︎」
スミレ「ん？今回の狼はタケオさんじゃなかったの？」
全員-(スミレ/オサム)「え？！」
コウ「おい、スミレどういうことだ」
ミホ「狼は2人いたってこと？」
スミレ「えーとですね、実は昨日オレちゃんは見回りをしてたんですけど、その時に」
オサム「その後に私は逃げてきたスミレさんと図書室で一緒にいましたよ」
カスミ「それって本当何ですか？でしたら詳しく聞きたいのですが…」
タケオ「今は狼を、リンタロウを処刑するのが優先だろ？！」
リツ「なんだよおっさん！聞かれたらマズイことでもあんのか〜？」
タケオ「そ、それは…」
コウ「アンタが狼の可能性だって充分あるだろ」
タクヤ「…そのことなんだけどよ、俺も昨日狼に襲われたんだよ」
全員-(タクヤ/カスミ)「は/え？」
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作者名：レド | 作成日時：2023年3月6日 22時
