22話 兄さんの好物 ページ24
〜noside〜
一方その頃、キッチンでは…
カスミ「シャルルはしばらく大人しく待っててね」
シャルル「キュウ！」
カスミ「材料の準備からだね」
「牛肉に、ニンニク…は出来れば使いたくないが仕方ない。そんでバターと塩、オリーブオイル」
「…あ？ろ、ローズマリーが無い！え？どうしよ、え？え？」
「メリーに頼めばいけるか？う〜む…。シャルルはどう思う？」
シャルル「キュキュー！」
カスミ「わかったよ。…メリー！」
メリー「はい、メリーです！」
カスミ「料理でローズマリーを使うんだけど、無いから持ってきてくれる？」
メリー「えーっと…」
カスミ「ダメ、かな？」
メリー「そ、そんな目でみないでください！…わかりました！！持ってきます！他に何かありますか？」
カスミ「ありがとう！申し訳ないんだけど、このメモに書いてある品物を持ってきてもらえる？お金は後で出すから」
メリー「今回だけですよ！」
カスミ「わかったよ。ありがとう、メリー」
−数十分後−
カスミ「ローストビーフ本体は1〜2時間で出来るとして、ソースはどうしようかな…」
スミレ「やあカスミ君、料理は順調？」
カスミ「わっ、ビックリした…」
リュウ「その割りにはリアクション薄いな」
サトル「怪我したら大変だからね」
カスミ「そうだよ。今熱湯に沈めてるんです。ひっくり返したら大惨事だよ！」
スミレ「ソースがどうたら言ってたけど」
カスミ「話題切り換えるの早くない？まあいいけど、リュウ兄さんはソースは何がいいの？」
リュウ「醤油をベースにしたやつがいいな。あとは薄めで」
スミレ「サトル先生はソース何がいいですか？」
サトル「わ、私もかい？」
スミレ「はい！サトル先生にも食べてもらいたいですから！」
サトル「私もリュウ君と一緒にしようかな？」
スミレ「オレちゃんも同じく」
カスミ「承知しました！」
−2時間後−
カスミ「無事完成しましたよ♪︎」
サトル「カスミちゃんは料理が上手だね」
カスミ「！サトル先生に褒めてもらえて嬉しいです♪︎」(ニコニコ
リュウ「…早く食べたいなー」
スミレ「オレちゃんは熱くてすぐに食べられないんだが…」
サトル「スミレちゃんは猫舌なんだね」
スミレ「冷めてないと食べれないのが悲しいです…」(ジーッ
リュウ「見つめてるだけじゃ冷めないぞ」
スミレ「知ってるわ！」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：レド | 作成日時：2023年3月6日 22時
