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3 日常（あなたside） ページ3
朝起きると、視界に入るのはいつも隣のベッドで寝ている和の顔。
ずっと見ていたくなるような可愛い寝顔
中学生になっても部屋が一緒の私たち。
部屋から出て朝食を作る
あ「…お母さん達はどこで何してるんだろう」
両親からの連絡は一度もない
私たちの生活費は月に一度口座に振り込まれている
ひと月ごとに交互に
小学生の頃は私たちがATMを操作してると奇異の目で見られてた
近所の人も何度か様子を見に来たりしていたけど最近では人が来るのは稀
朝食を作り終えて、食卓に並べると和が起きてきた
あ「おはよう、和」
和「...はよ」
ちょうど両親が居なくなった頃からずっとこう
そっけないし、めったに笑わない
どうしてなのか考えてもわからなかった
双子なのに和のことが全然わからない
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作者名：にのもと | 作成日時：2021年1月16日 1時
