北一出身の白鳥沢男子

14球目 ページ15

というわけで待ちに待った、GW合宿!!場所は、東京。最終日に梟谷学園と練習試合をするためらしい。

五｢うおおおおぉ！東京！｣

｢これってスカイツリー!?東京タワー?!｣

五｢都会すげえええええ！｣

｢ひよこ買おう！｣

白「それ東京じゃねぇから……」

　初めて来る東京に、僕と工は色めきたっていた。あんな大きなビル、見たことねぇよ……。

白｢ちょっと太一。あの2人どうにかしてよ｣

川｢俺も無理だ。どうしようも出来ない｣

鷲｢おい！観光に来たわけじゃないんだよ！速く体育館に向かえええ！｣

｢｢すみません！｣｣



　

　東京に来たからと言って、環境が大きく変わることは無かった。その代わり、練習量はいつもの比じゃないくらい多くて、一日目が終了した時には、レギュラーみんな疲れ果てていた。

｢太一さん……。もう死にます。骨だけ拾っておいて下さい｣

川｢なに変なこと言ってるんだよ。ほら立て。晩飯行くぞ｣

｢太一さんのおにぃ……｣

五｢今日の晩御飯は〜……ハンバーグ!!!!｣

白｢五色が壊れた！｣

瀬｢海麗〜！どうにかしてくれ〜！｣

｢はぁ？私から娯楽を奪うつもりですか？私には太一さんと天童さんだけで良いんです！｣

天｢海麗も壊れてるヨ！｣

大｢はぁ…。どうでもいいから、ご飯食べに行くぞ〜｣



｢この練習が、1週間近く続くんですか？｣

牛｢そうだな｣

｢牛島さんはよく耐えられますね……｣

牛｢まあ。俺が崩れたら、チームも崩れてしまうからな｣

白｢かっけぇ……｣

　さすが牛島さん。ちゃんと考えてくれているんだな……。それに比べて、工といったら

瀬｢おい！飯食いながら寝るな！｣

大｢寝るならせめて、布団の中で寝ような｣

　おかんとおとんや。改めて見ると、白鳥沢ってみんなキャラ濃いな←

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