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Aside


今度は何が生まれたのだろう…
楽しみだな。



草原に足をつけ、産まれたであろうその子を迎えに歩く。
少し歩くと遠くからキラキラと輝く美しい宝石達がこちらに駆け寄ってきた。

僕には先生のように他の生物に好かれる物質を発する事は出来ないがそれでも宝石達は僕を慕ってくれる。


??「先生!おかえりなさーーい!!」

??「みんな〜!先生帰ってきたよー!!他の子達も呼んできて!!」

??「わー!せんせーい!!」

??「先生!やっほーー!!」



『うん。ただいま。皆、変わりないようで良かったよ。
ジェード歩きながらだけど報告を頼むよ。』


ジェード「はい!もう時期冬ですので皆で準備をしているところです。」


『そうか、僕がいない間よく頑張ってくれたね。』


合金を伸ばしジェードの頭を軽く撫でる。
ジェードは嬉しそうにでも少し照れて頬を緩ませる。
合金を元に戻すと、名残惜しそうにしながらもまた表情を引き締めて、「先生」と呼びかけた。


『どうしたの?』



ジェード「レッドベリルが先生の冬用の服を作りたいと叫んでおりました。」

あー…冬服か〜
またフリッフリのやつ持ってくるんだろうなぁー
シンプルな服をとかって言ったらまた怒られるよな〜





「…先生………その、よろしければ、
私も先生の冬服姿が、えと、見たいのですが…」


驚いた、ジェードが僕にこんなことを言うなんて…


『ぉ、おお…ジェードがそんな事を言うなんてめずらしいね…』



ジェード「っ!」


『いいよ、たまにはそういうのも良いかも知れない。』



ジェード「!…本当ですか!ではレッドベリルに知らせてきます!」



『あ、待って!ついでだけどルチルの所にあの瓶もって来てくれる?さっき新しい子が産まれたんだ。』



ジェード「分かりました!では、失礼します。」


『うん、ありがとう。』












さて、着いた。


砂浜にそびえ立つ、宝石が点々と見える岩。
ここから宝石達が







__________『産まれる』__________











砂が舞い上がって宝石を隠す。

腕を空気を裂く様に振り、砂を払う。


産まれた宝石は美しい___


















_薄荷色だった。




『……』



宝石に近付き、腰を屈め、手を差し出す。



『初めまして。
僕はA皆からは先生と呼ばれている。よろしくね



















フォスフォフィライト(・・・・・・・・・・)

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設定タグ:転スラ , 宝石の国 , クロスオーバー   
作品ジャンル:アニメ
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作者名:カロン | 作者ホームページ:カロン  
作成日時:2023年3月21日 12時

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