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ミリムがリムルに魔王のプレゼンをしているのを脇目に国の様子を見る。
本当に平和な国だ、民一人一人が心からリムルに忠誠を誓い、敬い、幸せそうだ…
??「いい国でしょう?」
『あぁ、そうだな…君は?』
ベニマル「ベニマルです。先程は先走ってしまい失礼しました。」
『いや、突然魔王が来て驚いただろう。
主を遠ざけ、我が身を投げ打ち守ろうとする姿勢素晴らしかったよ。
______僕には出来なかった事だ。』
ベニマル「それは、どういう((ミリム「何ぃ、ふざけるな!逆なのだ。お前がワタシの事をミリム様と呼べ!というか、お前、さっきからワタシを呼び捨てにして__」
ベニマルと話しているとミリムの声が飛んできた
あ、そういや僕名乗ってないじゃん忘れてた〜
リムル「よし、じゃあこうしよう。お前の事はミリムと呼ぶ。お前も俺の事をリムルと呼んだらいい。どうだ?あと、もう1人の名前教えてくれるか?」
『うん、僕も今忘れてたな〜って思ってた。
僕はフォス…いや、Aだ。魔王もやってるよ。
改めてよろしくリムル』
リムル「おう!よろしくA!
ほれほれ〜1人は承諾したぞ〜?どうするんだ?」
ミリム「むむむ…わかったのだ!お前にミリムと呼ぶ事を許してやる。感謝するのだぞ?こう呼んでいいのは、ワタシの仲間の魔王たちだけなのだ」
リムル「ありがとよ。じゃあ今日から俺たちも友達だな」
リムルがそう言うとミリムは嬉しそうに口角を上げた時折「エへへっ」と声が出ている
まぁ上手に手懐けたな…すごいよリムル
そーだ蜂蜜のお礼に1つ教えておこうかな
リムルの横に並び歩きながら話しかけた。
『リムル』
リムル「ん?どうした?」
『さっき、魔王になるの断ってたじゃん?あのまま魔王名乗る事になってたら危なかったよ』
リムル「どうしてだ?」
『勝手に魔王名乗るとね、他の魔王に目をつけられてね、実力が証明出来ないと排除されちゃうんだよ。危機一髪だったね』
リムル「ハァ!?あっっぶね!!」
良かったねリムル
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