霞柱の妹ちゃん

妹ちゃん過去〜続き〜 ページ17

A「お風呂…？」
無一郎「そうだけど？」
時透さんが連れて来てくれたのはお風呂場
無一郎「君、汚れてるし。髪もボサボサだから」
A「あう…」

そういう訳で時透さんに髪を洗って貰いました
時透さんは髪を洗うのがとても上手かった
自分も髪長いからかなぁ…

無一郎「ほら、結ってあげる。きて」
A「はい…」

とりあえず時透さんが昔着ていたという服(だぼだぼ)を着て髪を結って貰ってます

無一郎「…よし、できた。こっち向いて」
A「ありがとうございます」

時透さんに言われるがまま後ろを振り返る
時透さんと目があった瞬間、時透さんがぴたっと固まった

無一郎「…霞の中から、花を見つけた気分…」(ボソッ
A「…？あの、時透さん？」
無一郎「あ、いや、ごめん、なんでもない…」
耳まで真っ赤…
後、何か小さい声で言った気がしたけど…

無一郎「服、だぼだぼだね」
A「いえ、こんな綺麗な服を着たのは初めてなので…有難いです」
無一郎「でも、動きにくかったら意味ないでしょ。他に小さい服ないしなぁ……買いに行こっか」
A「へっ！？」

時透さんがいきなりそんな事を言う

A「いえいえ！そんなの時透さんに迷惑じゃあ…！」
無一郎「先刻言ったでしょ。君の事気になったって。僕が勝手にやってるんだから気にしないで」
A「でも…(無一郎「いいの」
無一郎「それに、こんな綺麗な子には似合う服着せてあげないとね」
A「えっ…！」

人生で初めてお買い物に行くことになりました

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