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．
結局海ちゃんは
クラス中の推薦でバスケになり
私はじゃんけんに負けバレーボールになってしまった。
最悪だ。バレーなんて体育でさえ憂鬱なのに。
「ちゃんと俺の活躍見とけよ！」
海ちゃんは私に向かってピースサインをし
コートの中へと入っていった。
相手チームは神宮寺くんたちがいるチームで
この前一緒にご飯を食べていた男の子も
フラッと突っ立っていた。
「なんか、サッカー部はサッカー出ちゃダメらしいよ」
隣で沙耶がそう言ったと同時に
試合の始まるホイッスルが鳴った。
「そんなルールあるんだ」
「うちのサッカー部、一応強豪だから
なんか、プライド？みたいなものを捨てるな！って
顧問がうるさいらしい」
馬鹿みたいよね、って沙耶が笑って
私もそんなふうに思えた。
「さすが高橋くんだよね、バスケ部だって強いのにそういうルールないんだ」
沙耶の目は
神宮寺くん八割、残り二割くらいで海ちゃんを追っていた。
「でも勇太かっこいいわ、やっぱり」
「運動神経良さそうだよね」
「でも、あのボーッと突っ立ってる、確か廉くん？が1番サッカー上手いらしいよ」
その言葉で
ボーッと突っ立っていた廉くんを見る。
面白くなさそうにコートを歩き
たまにパスが来ても走ろうとしない。
なんだあの人
「俺はサッカーしかしませーん、みたいな人なのかな？」
「廉くん？」
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かの(プロフ) - 続編是非お願いします。霞草さんとお話ししたいです！ (2020年1月10日 23時) (
レス) id: 500512ebdb (このIDを非表示/違反報告)
霞草(プロフ) - ららちゃんさん» コメントありがとうございます。ぜひ機会があれば描かせていただきたいです！ (2019年7月21日 15時) (レス) id: 402b5f83f6 (このIDを非表示/違反報告)
霞草(プロフ) - 名無し17256号さん» コメントありがとうございます！そんなふうに言っていただけて光栄です……これからもよろしくお願いします！ (2019年7月21日 15時) (レス) id: 402b5f83f6 (このIDを非表示/違反報告)
名無し17256号(プロフ) - その唇に花束を。をから入り、全て読んでみました。恋愛のお話なのに、ヒステリーな文が多く、読む手が止められないほど引き込まれる作品ばかりで、感動しています。 (2019年7月21日 7時) (レス) id: 8f3613c8e1 (このIDを非表示/違反報告)
ららちゃん(プロフ) - 最初の数ページ読み始めた時から、あぁわたし好みの大好きなお話だ！！ってなり、更新毎日楽しみでした！！めちゃめちゃ続きがきになるのぜ続編待っています！これからのお話はもちろん、助けたシーンの廉くんサイドもみたいです！！お願いします！(＞＜) (2019年7月19日 7時) (レス) id: 62e93500a9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：霞草
| 作成日時：2019年7月6日 22時
