共に笑い、泣いて、戦った。 ページ36
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「このパン俺が焼いたんだ!もらってくれるか?」
『もちろん!』
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『禰豆子ちゃん!』
「Aちゃん……Aちゃん!」
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「Aちゃん今世も変わらず可愛いね!俺とデー……ぶほっ」
「わたしの今度こそ永遠に一緒のお姉ちゃんに触らないでよっ!」
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「オイお前!特別にコレあげてやるぜ!」
『わあ、どんぐり。綺麗……』
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「やっと、逢えたね」
「カナヲちゃん、ごめん。お姉ちゃんには記憶が――」
『――うん。久しぶり』
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「……で、Aさんの記憶は戻ったのか」
「うん。玄弥の言う通り、例の男の子に会わせたら戻ったよ」
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「雪城、バッグにストラップをつけるのは禁止だ」
『これはカナヲがくれた宝物なんです。外すことはできません』
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『しのぶ姉さん!』
「A……逢えてよかった……!」
『今度こそ……ううん、今度もカナエ姉さんとお幸せに』
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「君は!A少女!」
『煉獄さん……あの日以来、挨拶もできずにすみません』
「それは俺の台詞だ。……よく頑張ったな」
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「よぉ、相変わらず派手な髪と、地味な表情だな。お前顔はそこそこに派手だから――よし、これからお前を派手にメイクしてやる」
『やめろください』
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『蜜璃さん!よかった……蜜璃さん……』
「名前呼びしてくれて嬉しいわぁ。今度は一緒にカフェに行きましょ!」
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「お前と時透には死んでほしくなかった」
『わたしも、伊黒さんと蜜璃さんには死んでほしくなかったです』
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「お前……玄弥と仲いいってほんとかァ」
『正式に言えばわたしの妹です。……仲良くしてくださいね』
「当たり前だァ」
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「わたしが筍組の担任だ……」
『相変わらず悲鳴嶋さんは泣いてるんですね』
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「椛お姉ちゃん、園芸部の仕事は?」
「今日はないの。一緒に帰ろう!」
『ごめん。今日は帰りたい人がいるの』
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朱音 - コレは涙ナシには読めません!!ホント作者さんは神です。 (1月4日 18時) (レス) @page47 id: f38b69f778 (このIDを非表示/違反報告)
氷華 - お疲れ様です。 マジで泣ける。だいたい夢小説ってご都合の良いもの多いけど、この小説は神。無一郎&夢主来世で幸せになってるのうれしすぎ、、!文才ありすぎでしょうらやましい 長文失礼しました これからも頑張ってください! (2023年3月21日 11時) (レス) @page47 id: 1934e7457c (このIDを非表示/違反報告)
楪日織(プロフ) - Chiffonさん» あわわ、ありがとうございます〜!!なんかめちゃくちゃ嬉しいこと言われて、テンションがおかしくなった作者です() 今世で亡くなることは初めから決まっていたので、そこはサラサラと書けましたね。徹夜で最後まで読んでいただきありがとうございました〜!! (2021年10月10日 21時) (レス) @page47 id: fd467e3021 (このIDを非表示/違反報告)
Chiffon - あの…徹夜で読んだ中学生です…。作者様に一言。泣きました…。今世で亡くなっても来世でまた再開するところとか…。あとですね、文才がですね…。ください← ………すみません。深夜テンションなので意味不明ですね。とりあえず…素敵な作品をありがとうございます (2021年10月8日 4時) (レス) @page47 id: 030621147b (このIDを非表示/違反報告)
楪日織(プロフ) - 無有さん» コメントありがとうございます〜!!スランプ気味ではありますが、次の作品も頑張りますね。 (2021年10月7日 17時) (レス) id: fd467e3021 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:楪日織 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/kasumi88/
作成日時:2021年5月9日 14時