�� ページ11
３人と一緒に背中を敵に向けないように円になる。
確か、山岳ゾーンと焦凍の土砂ゾーンが敵は多かったハズ…
「皆さんコレを！
武器を使って下さい！」
「サンキュー！」
「ありがとう！やおもも！」
「…お借りします」
八百万さんの創造した槍を受け取った。
この形、炎と合わせればイケるかも…
ヴィランの攻撃を受け交わしながらそう考えていれば例の上鳴くんの人間スタンガンが炸裂した。
「俺最強かも！！任せろ！！」
「チョロいな」
「…ダメ、ヴィランの数が圧倒的にまだ多い…
気を抜くのは早い…！」
有頂天な上鳴くんの後ろに立ったヴィランに槍をぶん投げて倒した。
「おわっ！？
Aってそんな戦闘すんのかよ！
ダイナミックだな！だけど、サンキューな！」
「…た、いした事無い、から…」
お礼を言われて思わず顔をそらした。
「クソッ！」
「こいつ等ガキのクセに手こずらせやがる！」
「さっさと始末して他のプロヒーロー共も
はい？
他のプロヒーローも？
それは…
「ちょっ…A！？」
耳郎さんの声が聞こえて来るけど私は目の前のヴィランを凝視していた。
「プロヒーローもってのは…エンデヴァーもって事ですか？」
「いや！？目が一切笑ってない！笑顔っ！！」
耳郎さんのツッコミが聞こえた。
辺りがゆらゆらと揺れる。
私が発した熱で蜃気楼が出現した。
「お、おい…何か暑くないか？」
ヴィラン達が汗をかきながら騒めき出した。
「ねえ、私の質問…答えて下さいよ。
エンデヴァーも殺すって事ですか？」
「当たり前だろ！！
プロヒーロー全員抹殺計画だ！！」
ゴオオオッ
「ヒイィッ！！？」
ヴィランの言葉に炎が巻き上がった。
「驕るな雑魚共」
「真顔！？ってか口調変わってない！？」
「Aさんどうしたのでしょうか…」
「
耳郎さん、八百万さん、上鳴くんの声が聞こえるけど、気にしてる余裕なんて無かった。
今すぐに目の前のヴィラン達を叩きのめさ無いと気が済まなかった。
「そっかぁ…私の父さんを殺すってなら…
やり返されても文句は無いよね？」
「は？」「へ？」「え？」
素っ頓狂な声を上げたヴィランの足元が凍り付き、炎が上半身に纏わり付いた。
「うわああああ！！？」
「ぎゃあああ！！？」
ヴィランの悲鳴が響く。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 285人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ヒロアカ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
音無（ねむ）(プロフ) - 前世ナマケモノさん» 前世ナマケモノ様ありがとうございます！！元兄弟達はこれからも出す予定です！！むしろ出番多いかも…（荼毘…私的には轟の兄説濃厚だと思ってます！！あからさまに兄が一人だけ登場していないとか伏線だと…！私はそう考えてます！） (2020年1月12日 22時) (
レス) id: 4438f972af (このIDを非表示/違反報告)
前世ナマケモノ - 続きが気になって夜しか眠れません(真顔) 。 とっても面白くて、夢主はもちろん元兄や妹ちゃんもキャラが個性的でいいなと思いました！(質問よろしいでしょうか？荼毘=轟の兄説がありますが、作者様はどう思いますか！？)更新頑張ってください！応援しておりますm(__)m (2020年1月12日 22時) (レス) id: 7f5ab991fa (このIDを非表示/違反報告)
音無（ねむ）(プロフ) - 氷翠さん» コメントありがとうございます！！臆病な主人公ですが、よろしくお願いしますね(´∀｀) (2019年10月2日 22時) (レス) id: 639ab573a8 (このIDを非表示/違反報告)
氷翠 - 凄く面白いです！隠し事してて其れを誰かに教えるのが怖い・・・凄く凄く心を打たれました！更新ファイト！ (2019年10月2日 21時) (レス) id: 3797fcfa5c (このIDを非表示/違反報告)
音無（ねむ）(プロフ) - ハツミさん» コメントありがとうございます！！頑張らせていただきます！！ (2018年1月15日 10時) (レス) id: c195530bdd (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：音無（ねむ） | 作成日時：2018年1月2日 21時
