７…調査から ページ9
「何もわかってねぇって事だな…早くしねぇと
死柄木とかいう主犯の銃創が治ったら面倒だぞ
それに拉致られた女性の名前すら分かってないとなると…」
「それについて少し気になる点があります。
彼女から３年ほど前に拉致されたとの事で調査しましたが、どの県警にも捜索依頼が出されていませんでした。
おそらく、彼女も
それと、報道陣に囲まれた際に彼女は酷く怯えている様子が見受けられました。
過去に彼女に似た人物が報道されたか調査中です。」
「彼女は本当に喋れなかったのだろうか？」
「…医師の診察によれば精神的なストレスから来るものかと。
彼女の個性も調べてみましたが脳に関するモノだと判明しましたがはっきりとした詳細は分かりませんでした。」
「拉致だけで考えるのであれば個性を狙っての事か…」
ーーーーーーーーーーーーーーー
朝、私は先生の黒いゲル状のアレでアジトに戻った。
A「うぅ…口からは気持ち悪い…あの移動方は厳しい…」
床にへたり込んで口を押さえてそう呟けば画面越しから先生の笑い声が聞こえた。
「ハハハ、私のはどうしてもそうなってしまうからね。
黒霧にお願いしたかったんだけど正確な部屋までは割り出せなかったから私のを使用したんだ。
喉は大丈夫かい？」
A「ゲル状のが出て来た時は苦しかったですけど今のは余韻で吐きそうです。」
先生は再び笑った。
私は身体を起こしてソファーに寝転がる弔くんに近寄った。
A「弔くん大丈夫？」
死柄木「…Aか。めちゃくちゃ痛いよ。」
A「痛みを和らげる歌、歌うね？…＿＿＿＿♪」
優しく柔らかな雰囲気の子守唄を歌った。
ーーーーーーーーーーーーーーー
黒霧「おや、眠ってしまったのですか。」
A「黒霧さん、うん。」
弔くんの近くで起こさないように子守唄を歌っていたら黒霧さんがやって来て毛布をかけてくれた。
黒霧「…貴女のニュースしてましたよ。」
A「…身元確認しても意味無いのにね。宇多Aは３年前に死んでる事になってるのに…」
黒霧「ですが、バレるのも時間の問題でしょう。」
黒霧さんの言葉に小さく息を吐いた。
A「別にバレても良い…私は
私のは居場所はココにしか無いから…」
膝を抱えて強く拳を作った。
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音無（ねむ）(プロフ) - ほのか@若彩推しさん» コメントありがとうございます！！泣いていただきありがとうございます！！ (2018年1月28日 8時) (
レス) id: c195530bdd (このIDを非表示/違反報告)
ほのか@若彩推し(プロフ) - めっっちゃ泣きました今も泣いてます(笑)素敵な作品をありがとうございました…！！！ (2018年1月28日 2時) (レス) id: 5db0e7dc69 (このIDを非表示/違反報告)
音無（ねむ）(プロフ) - ルーさんさん» えっ…！？唇から血…そんなにですか！！？ありがとうございます！感動していただき幸でございます！！ (2018年1月26日 9時) (レス) id: c195530bdd (このIDを非表示/違反報告)
ルーさん - あーヤバイはー涙堪えるのに必死過ぎて唇から血ィ出た (2018年1月25日 22時) (レス) id: c25a3a0724 (このIDを非表示/違反報告)
音無（ねむ）(プロフ) - 紅緋さん» いえいえ、伝わったのでしたら幸いです！ (2017年11月17日 7時) (レス) id: c195530bdd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：音無（ねむ） | 作成日時：2017年8月13日 23時
