chapter:33 ページ33
レ:「キヨ君、無茶しなきゃええけど…」
『キヨくんの足、無理矢理痛みを抑えてるから…』
2人は心配そうにキヨを見つめる。
レ:「俺達もキヨ君がシュート出来るように、とにかく応援しよう!」
レトはベンチからキヨを応援する。
『レトくん…』
レトはキヨに向かって、応援を送る。
(キヨくん……)
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部:「キヨ…!!俺達の繋げたボール、頼んだぜ!!」
部長は対戦校のレギュラーを潜り抜け、キヨへとボールを繋いだ。
キ:「…!」
キヨは部長からボールを受け取り、相手校のゴールに向かって走る。
対戦校の男2:「だーかーらー!お前のボールは取りやす‐‐‐」
対戦校の男はキヨからボールをカットしようとするが、レギュラーの1人が対戦校の男の前に立ちふさがる。
チームレギュラー3:「キヨの邪魔はさせねえ!!」
対戦校の男2:「!」
対戦校の男2はビックリして、一瞬身体が止まってしまう。
チームレギュラー3:「キヨ、行け…!!」
キ:「…うっす!」
キヨは走ってゴールへと向かう。
対戦校の男3:「させるかよ!!」
キ:「!」
キヨは足を止め、相手の動きを読み取ろうとする。
チームレギュラー2:「キヨ君、後ろにボールを。そのままゴールに向かって走ってください」
キヨの後ろにいたレギュラーの1人がキヨの後ろでコソッと話してから離れ、キヨはその言葉に従い、ボールを後ろへと蹴りゴールへと走る。
対戦校の男3:「!?」
チームレギュラー2:「このボールは取らせませんよ、そしてキヨ君も傷付けさせません」
レギュラーの1人が一睨みを効かせ、対戦校の男はすくんでしまった。
チームレギュラー2:「キヨ君、お願いします!」
ボールをキヨの前に行くように高くボールを蹴り上げ、キヨの元へとボールを届ける。
キ:「…!ぜってー決める…!」
ゴールギリギリで対戦校の部長らしき人物がキヨへと迫る。
キ:「くそっ!」
対戦校の男1:「悪いけど、ゴールを決めさせねえ!」
キ:「俺だって、このボール取られるわけにはいかねえんだよ!」
キヨは男を何とか避けて進もうとするが、足が上手く動かす事が出来ずボールはキヨの足から離れていってしまう。
キ:「!!」
対戦校の男1:「!もらった…!!」
キヨからボールを奪おうとするが、ボールは誰かの足で前へと進まった。
対戦校の男1:「!?」
部:「この試合、負けられねえんだよ…!」
対戦校の男1:「それは俺らだって同じだ!」
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香澄(プロフ) - あいさん» コメントありがとうございます!!とても嬉しく拝見しました(*^^*)あいさんに気に入って頂けて、本当に本当に嬉しく思ってます!他の作品も是非よろしくお願いします(*´ω`*) (2016年4月3日 16時) (レス) id: fe97a84109 (このIDを非表示/違反報告)
あい - 完成度が高くてとてもびっくりしました!終わり方なんかも魅力的で私好みでした(*´ヮ`*)次の作品も楽しみにしています! (2016年3月30日 17時) (レス) id: 6587901ccd (このIDを非表示/違反報告)
香澄(プロフ) - 杏さん» コメントありがとうございます!最後まで見て下さってありがとうございます(*^^*)これからも頑張りますので、是非これからも読んで頂けると嬉しいです♪(*´▽`*) (2016年1月11日 22時) (レス) id: 84a4fe9ab3 (このIDを非表示/違反報告)
杏 - 一気に読んでしまいました!めちゃくちゃ面白かったです(*^^*) (2016年1月10日 19時) (レス) id: 06b9bb2462 (このIDを非表示/違反報告)
香澄(プロフ) - 林檎さん» コメントありがとうございます!初めまして林檎さん(*^^*)キヨさんとレトさんと同じように泣いてしまったと聞いて、本当に嬉しく思います(*^^*)キミカレを読んで頂いて、本当に本当にありがとうございます(*^-^*) (2015年11月23日 23時) (レス) id: fe97a84109 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:香澄 | 作成日時:2015年9月24日 0時