船さんの妹は自称ドM 2nd【浦島坂田船】

52話 ページ5

志「せやな。」

志「最近俺らずっとAちゃんに構ってたし、一人の時間も欲しかったやろうな」


セ「やから＿＿」


志「せやけどそれ、言い訳にしか聞こえへんで？」


セ「え…、？」


志「やって、Aちゃん俺らがずっと構ってても嫌な顔1つせずにめっちゃ笑顔で楽しんでくれてたし、」


志「なにより、世界で一人しかおらん大好きな兄ちゃんから突然距離置かれるAちゃんの気持ち、ちゃんとセンラは考えたん？」


セ「…」


志「自分が悪いって分かってんやったら、すぐ謝るのがすじってもんやん。」

志「いつまでもうじうじして仲良くないセンラ達なんて俺見たないねんけど」


セ「…そよな、ほんまごめん…」


志「謝るのはええけど、俺に謝るんちゃうくて、Aちゃんに謝ったらどうなん？」


セ「…っせや…A…っAどこ行ったん…！？」


志「さっきうらたさんがツイートしてたで。Aちゃん今、うらたさん家におるんやろうな。」


セ「っ…ふ…良かっ、たぁ…」


志「そんだけ心配するくらいなんやから、すぐ仲直りできるやろ」


セ「せやな、今すぐは流石に無理やけど、、明日ちゃんとAと話し合うわ。ありがとう、志麻くん。」


志「どういたしまして」




〜センラのスマホにて〜

ﾌﾞｰｯ…ﾌﾞｰｯ…
LINEが来ました。

うらた:【音声】




【音声】


『はや"く…っ"せん、に"あいたい…っ"…』


『せん"にぃ…っ"…ごめん"、ね…っ"』


『だいすき、だから…っ"』



『き"らい、にっ"…ならな"い、で…っ…』






「『ごめん…っ/ごめんね…っ』」


セ「忙しくてピリピリしてたからってあの態度はあかんよな、ほんまごめん…っ」


『ええねん、元はといえばそっと見守っとくことだってできたんにあたしが余計なことしたから…』


志「まぁ…仲直りしたってことで一件落着やな」


う「まぁね、ってか誰か忘れてない？」


セ「俺ら以外誰か居ったっけ？？」


『居らんと思うで？？』



坂「おーい！みんなー！！！」


坂「ってあれ…なにその「一件落着」みたいな顔」

坂「なんかあったん？？」


『あ…さかたんじゃん…すっかり忘れてた』


坂「なんの事か分からんけど、俺邪魔やった？？」


セ「めちゃくちゃ邪魔」


坂「うっさいわボケ！！お前に聞いとらん！！！」


セ「はぁ！？答える人俺しかおらんやろがあほ！！！」


う「いい加減に静かにしろ！！！あほとボケ！！！」

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