True Love (ページ22)

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雪溶けページ22

目を覚ましたときなぜか私の体はベッドの上にあった
そのときあれは全部夢じゃなかったことを悟った
急いで玄関に行き、靴を確認する
けど、玲於くんの靴はなくて私の靴一足だけが残っている

今日は日曜日で、特に用事が無い私は部屋の掃除をしたり、夜ご飯の準備をしたりして
玲於くんが帰ってくるのを待った
何時になるかわからない帰りを

一番に玲於くんの顔が見たい、
一番に玲於くんにおかえりって言いたい、
気づけば私は玄関で座りながら寝ていた

ガチャッ、キィ

玲「うおっ、ビックリした。……はぁ、またこんなところで寝て」

「ん……。玲、於く、ん？」

玲「A……起きた？」

意識が段々はっきりして玲於くんに抱きかかえられてることに気づいた途端恥ずかしくなった

玲「ん？どうした？顔赤いけど」

「なんでもない……！ただこの状況が恥ずかしくて……」

玲「あ……ごめん」

リビングに着くとそのままゆっくり降ろされた
お互い黙り込んでしまい
次に口を開けたのは玲於くんの方だった

玲「ちゃんと、話したいことがある……」