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なんとなく学校を終えて
なんとなく家まで歩いて。
『え…』
「会いたくなっちゃった」
今で放ったらかしだったくせに
どの口が言ってんだよ。
こっちだってずっとずっと
会いたかったよ。
『…入って』
なんとなく、来るだろうとは思ってた。
廉くんと清華さんが
一緒にいることになってたし。
「俺って、何があかんのやろ…」
玄関に入るなり、紫耀は私を乱暴に
その場で押し倒した。
馬乗りになって私から自由を少しずつ奪っていく。
『紫耀、落ち着いて、？』
頭をガンガン揺らされたり、
お腹をパンチされたり、
手を噛まれたり、
ビンタされたり。
今日の紫耀は機嫌が悪い。
それでも、それでも好きなんて
すこし歪みすぎている。
『…いっ、たいっ、』
勢いよく、私の顔面に
刺激を与えた紫耀の手。
猫みたいに爪をたてていたせいで、
私の顔には小指以外の指で引っ掻いた
３本の真っ赤な線が描かれた。
「ごめん、ごめんなさいっ、ごめんなさいっ、、、」
力なく、泣きながら私を抱きしめる。
「血、血がっ、でたっ、ごめんなさいっ、」
『大丈夫、大丈夫だから泣かないで、』
赤ちゃんをあやすみたいに
紫耀の背中をひたすらさすって。
そのまま寝てしまった紫耀を、どうすることも出来ずに、痛くて冷たい床の上に寝転がっていた。
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ユワ(プロフ) - 花さん» 返信遅くなり申し訳ないです（ ; ; ）これからもよろしくお願いします！ (2017年12月10日 21時) (
レス) id: ddde5347e1 (このIDを非表示/違反報告)
花 - 続き楽しみです。 (2017年11月28日 20時) (レス) id: 7b0326607d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ユワ | 作成日時：2017年11月25日 23時
