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そのあと、どういう経路でこうなったのかは
本当になんとなく過ぎて
覚えてもいないほど自然だった。
『んーーー！美味しい！』
「でしょ！！ここ廉のおすすめ」
「あれーん、彼女連れてくるなら早く言ってよ〜」
ここは、顕嵐くんと廉くんの共通の友達のバイト先らしくて、
常連らしい。
「はい！問題です！俺の名前は何だったでしょうか！」
『怜央くんでしょ！そんなにすぐ忘れないから！』
顕嵐くんも怜央くんもいい人で、
いい笑顔で。
こんな時間が永遠と続けばいいのに。
『怜央くん！またね！』
「うぉー！バイト頑張れるわ！
また来てねAちゃん！あれん！」
楽しくて楽しくて。
胸がいっぱい。
「ドライブ行こっか。」
『うん』
運転してる顕嵐くんかっこいいな。
どこに向かってるのかは
よくわからなかったけど、
車に揺られて、いつの間にか私は眠っていた。
「A、」
『んっ、、、あっ。ごめん寝てた』
薄化粧でよかったって思ったのは、
寝ていて目をごしごしこすったあと。
「見てみてここ！」
『うわっ、、、綺麗っ、、、』
きらきらひかる町。
綺麗になりたくて
いつの間にかポロっと涙がこぼれた。
「綺麗でしょ。」
『、、うん、』
「Aも負けてないけどなー！」
『えっ、』
ハハって笑う顕嵐くんに
ぎゅっと抱きついてしまいたかった。
けど、
何をするにも、私は弱いから
できないんだ。
「ごめん、これ見せたかっただけ。」
『なんで謝るの！？すごい綺麗だったし
すごく満足！』
「…嬉しいよ。外寒いし、そろそろ車行こ」
戻りたくないな、
そう思うほど、私は君にはまってるのかも。
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ユワ(プロフ) - 花さん» 返信遅くなり申し訳ないです（ ; ; ）これからもよろしくお願いします！ (2017年12月10日 21時) (
レス) id: ddde5347e1 (このIDを非表示/違反報告)
花 - 続き楽しみです。 (2017年11月28日 20時) (レス) id: 7b0326607d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ユワ | 作成日時：2017年11月25日 23時
