18話 ページ21
#Aside (ほのぼの回(??))
ゾムに改めて告白をされた。…答えはもう分かっていたらしい。心でも読まれてるのかな。
そう思いながらも学校の階段を上っていく。特に誰に会うこともなく教室に辿り着いた。
ｶﾞﾗﾘと教室の扉を開ける。
今日はコネシマ君が飛び付いて来ない。私の方が早かったんだな、と思い、教室を見回すと、自分の机で顔を伏せ、ｽﾔｽﾔと寝ているコネシマ君を見つけた。
荷物を置き、コネシマ君に近寄る。
ｼﾞｲｯと顔を見つめるも、起きる気配が全く無い。
…それより、ホントにコネシマ君綺麗な顔してるなぁ。こりゃモテない訳ないわ。
ｻﾗｻﾗとコネシマ君の金髪を撫でる。地毛だろうか、それとも染めたのだろうか。とても触り心地が良い。ずっと撫でていられる気がする。
そこで、ﾊﾟｼｯと私の手首が掴まれた。掴まれた手の先には、起きたコネシマ君がいた。
『えっと…コネシマ君?』
「やっと捕まえた!!」
『えぇ…?』
ﾌﾌﾝ、とﾄﾞﾔ顔を決めるコネシマ君。あ、もしかして昨日の続きでもしてるのかな。
「A!!昨日何処行っとったんや!!」
『えっと…寮だけど…』
「寮!?A寮に住んどるんか!!」
『う、うんまぁ…』
「やめろやシッマ。Aちゃん困っとるやんけ。」
そう言って私の手を掴んでいたコネシマ君の手を無理矢理引き離したのは…意外にも鬱君だった。
「大先生!!お前来とったんか!!」
「今来たわ。おはよAちゃん。」
『おはよ、鬱君。シャオロン君は?』
「シャオちゃはまた寝坊してるで。」
「アホやなアイツ。」
語尾にﾊｰﾄが付きそうな位甘い声を出して挨拶をしてくる。これで、女の子とか落としてるのか、とだいぶ前に聞いた噂を思い出した。
「それにしてもシッマ、お前何してたんや。」
「ただ質問してただけや!!」
「ホント?Aちゃん、チワワに何かされてない?」
「チワワちゃうわ!!」
『ううん、大丈夫。』
それより鬱君の方がヤバい事しそうに見える。
『あ、コネシマ君、もう一回頭撫でてもいい?』
「ええで!!」
「えっ、Aちゃん意外と大胆…」
『シバくよ?』
「ごめんなさい。」
何か言ってくる鬱君を制し、コネシマ君の頭を撫でる。うん、やっぱりコレ好きだ。精神安定剤になりそう。
撫でられているコネシマ君は嬉しそうに目を細めていた。
『犬だね。』
「犬やな。」
「誰が犬や!!」
「ホラ、お前ら席につけー。」
そこまで話すと、先生がは教室にし来た。
一日が始まる。今日は何があるかな。
少し楽しみになった。
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ひだか - すぷらさん» ｺﾒﾝﾄありがとうございます!!じゃんじゃんﾜｰｲしてください() (2017年11月13日 19時) (
レス) id: b521abc617 (このIDを非表示/違反報告)
ひだか - 夜狐さん» ｺﾒﾝﾄありがとうございます!!面白いなんて、ﾓﾁﾍﾞｰｼｮﾝ上がります!!ありがとうございます!!次も頑張りますね!! (2017年11月13日 19時) (レス) id: b521abc617 (このIDを非表示/違反報告)
すぷら - 面白過ぎて≡┗( ^o^)┛≡┏( ^o^)┓≡┗( ^o^)┛ﾜｰｲって思わず言ってしまった (2017年11月12日 13時) (レス) id: a664458b0b (このIDを非表示/違反報告)
夜狐 - 初めてこのお話を見させて頂きました！とっても面白いですし好きですよ♪次のお話も頑張ってくださいね♪楽しみにしてますよ！ (2017年11月7日 20時) (レス) id: 8cf2fbf423 (このIDを非表示/違反報告)
ひだか - コメントありがとうございます!!死ぬほど嬉しいですあばばば() osmnさんはｲｹﾒﾝというか紳士にしたかったんです(性癖)()期待に応えられる様に頑張ります!() (2017年10月21日 0時) (レス) id: b521abc617 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひだか | 作成日時：2017年10月14日 3時
