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『お先にいただきました。ありがとうね。』
先に髪を乾かし、百合の部屋を濡らさないようにしてから、部屋に入る。
そして、彼女が引いてくれていたであろう布団に、腰を下ろす。
「じゃ、私も、超特急でお風呂行ってきます！！」
彼女はそれを見るなり、敬礼のようなポーズをしてから全速力で部屋を出ていった。
それから、超特急という言葉通り、ものの数分で帰って来たのはすごく驚いた。
百合はベッドに身を投げると、嬉しそうに、
「恋バナしようよ！！」
と提案した。
恋バナ。知ってはいるけれど、あまりそういうのを話せる人は周りにあまりいなくて、ほとんどしたことがなかった。まず、恋バナというくくりの中で、できる話があまりないのだ。
けれど、百合の楽しそうな顔に、二つ返事で了承せずにはいられなかった。
彼女はこちらを見るなり、
「京花って、始さんの事好き？」
そうにやにやしながら言った。
………どうして？
好き、という感情。他人事だと思っていたそれを、彼女に指摘された。
初めての事で、どうしたらいいか分からないのに、何故か顔に熱が集まる。
「え、ぇぇえええええ！！！！？？？？」
半分冗談のつもりで言ったのだろう。彼女も、後ろに手をついて叫んでいた。
続く (更新停止中)
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成生(プロフ) - 睦月さん» ありがとうございます！嬉しいです( ;∀;)これから徐々に更新ペースを取り戻せると思うので、これからもこの作品をよろしくお願いします！ (2018年3月3日 10時) (
レス) id: 675c8fad36 (このIDを非表示/違反報告)
睦月(プロフ) - 更新して下さってありがとうございます！！衣純さんのペースで頑張られてください。ずっと応援してますからｯ！！ (2018年2月25日 12時) (レス) id: 4606295aca (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：衣純 | 作者ホームページ：https://twitter.com/mizuiro_onp?s=09
作成日時：2017年8月3日 18時
