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Aちゃんの手を引いて俺自身が思ったことを伝えると少し悩んで…
小さく頷いてくれた。
A:人に興味を持つって、、どつしたらいい？
映司:うーん…そうだなぁ…
人との関わりをもっと大切にしてみるとか？
"人との関わり…"
本人はまだ気づいていないようだけど、
悩む時小さく口ずさんでるから分かりやすい。
映司:ほら、例えば今目の前にいる俺とか。
さっき居たアンクとか。あいつ口は悪いけど結構いいやつだし！
まぁ…ちょっと強引なとこあるけど…
でも…流石に成人済みとはいえアンクと関わらせるのは危ないか…???
グリードとの戦いだってまだ目処がつかないし…
そんなふうに悩んでいたら
A: つまり映司さんは、私の友達とかいう1人になったって事???
なんだ…ちゃんとそういう柔らかな表情出来るんじゃん…
そこにいるAちゃんはとても嬉しそうにそう言っていた。
きっと記憶の1部を探すのに必死で楽しいとか。嬉しいとか。怖いとか。そういう気持ちや感情が少し分かりずらくなってるだけで…
体ではちゃんと表現出来てる。
映司:そう。俺とAちゃんは友達。
だから俺はAちゃんの事守るし。
絶対に危険な目には合わせないから！
そう…絶対に…あの日みたいに
あの女の子のようにはしない。
そんな話をしながら歩いてたら目的の場所。
クスクシエにたどり着いた。
智世子さんには適当に作った話でもして
ここにAちゃんが居れるように説得しなきゃだよな…
映司:って、、あぁ！Aちゃん、何勝手に入ろうとしてるの!?
A:だってここに来たんでしょ???
そりゃそうだけど…
まだ設定思いついてないし…
比奈ちゃんやアンクにも相談しなきゃだし…
アンク…あいつきっと怒るだろうなぁ…
また変なの連れてきやがって。
って…。
???:あらぁ。映司君！おかえりなさい。
あれ？そちらの方は???可愛いわねぇ…あなたいくつ???小学生???
考えてるうちに智世子さんはお店の外に出てきちゃったし…
A:Aていうの。歳は分かんないけど。
成人済みではあるの。
あぁぁあ…ややこしくなる前に何とかしないと…
アンク:おい、映司!!お前今まで何して…
ちょっとこっち来い!!!
そう言われ引っ張られる。
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作者名：霞 | 作成日時：2021年11月11日 2時
