MerryX'mas ページ38
昨日はとても疲れてて…床じゃ痛くて…
きっと映司さんも動きっぱなしだったし疲れてるだろうから。
何となくアンクのソファに一緒に寝させてもらった。
暖かくて。ぎゅって。もちろん朝は皆の前で叩き起されました。
アンク:お前、いつのまに！？
ちっ、また俺が無理やり抱いて寝たとか言われるだろうが。
別に私が説明したからそんなに怒る必要は無いだろうに。
暖かかったのは事実だし。
それに…アンクの匂いは嫌いじゃない。
そんな事を考えていたらお店の扉が開いた。
今日はCLOSEて書いてたはず。
比奈:おはようございます。Aちゃんメリークリスマス！
A:比奈さん！メリークリスマス！
おはようっ
外から来たのは紙袋を両手に持っている
比奈さんだった。
A:どうしたんですか？
比奈:何がいいのか分かんなくて沢山悩んじゃったのもあって。昨日Aちゃんにだけプレゼント渡せてなかったから。
気に入ってくれるといいんだけど。
と言いMerry X'mas。と書いてある小包を渡してくれた。
その小包の中には小さなオルゴールがなるクリスタルが入っていた。
クリスタルには雪にツリー、トナカイに引っ張られているであろうサンタの模様が入っていてとても綺麗だった。
A:綺麗…
…嬉しい。のかな。とてもとても。
大切なものになった。
と言うと比奈さんは私に抱きつきながら"うん。ありがとう。それが嬉しいだよ"
と伝えてくれた。
うん。クリスマス。やっぱ悪くないな…
今度お返ししないと…
皆にもきっと嬉しい。があるクリスマスがあるのだろう。
メリークリスマス。
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作者名：霞 | 作成日時：2021年11月11日 2時
