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顔を洗いに行った道中で比奈さんと会った。
A:おはようございます。
えっと…比奈さん。
比奈:え、名前。
覚えててくれたんだ!!!
と笑顔を見せてくれる彼女。
どうして名前を覚えているだけでこんなに
笑っていられるのだろうか？
A:どうして？
名前を言っただけなのにそんなに笑ってるの？
私何かおかしなこと言った？
比奈:うんん！
嬉しくって!!!Aちゃんもないかな？
ほら、ウキウキしたりルンルンしたり…
いい気分になることを嬉しい。
喜ぶって言うんだよ？
と比奈さんは親切に教えてくれた。
ウキウキ？ルンルン???
私の頭の中には猿がと良く分からないルンルン
とやらでハテナがいっぱいだ。
比奈:難しいよね…
でもきっと大丈夫だよ。映司くんがきっと何とかしてくれるから。
それにお店にいる智世子さんや色んな人と話していくうちに何となくわかっていくと思うから。
と言い、焦らなくても大丈夫だと言われた。
焦る???
私が発言しようとしたら比奈さんは
"お仕事に呼ばれたから。アンクと一緒にお部屋で待ってて"
と言いお店のお手伝いに行った。
映司:あれ？Aちゃん？
こんなとこにどうしたの？
振り向いたら映司さんが…ん？
変な服を着ていた。
A:比奈さんと話してたの。
比奈さんから焦らなくていいって。それって…
どういう意味なのか聞こうとしたら
映司さんもお店の人に呼ばれてしまい結局
聞けずじまいのまま顔を洗って部屋に戻った。
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作者名：霞 | 作成日時：2021年11月11日 2時
