電話 ページ6
ジョングクからはアメリカに経つ前にカトクを1度貰った。
ジョングク明日からアメリカにいってくるね。お土産まっててね。
返信ができなかった。
彼を思うと胸が苦しくなり、好きになってはいけない人だと思い知らされるから。
毎日を普通に過ごすのに精一杯だったけど、ジョングクから貰った出発前のカトクは何度も読み返した。
その日も読み返してる最中だった。
突然着信音がなり、びっくりして応答を押していた。
相手はジョングクだった。
「ヌナ?ヌナ聞こえてる?アメリカへ行く前にカトクしたのに返事がなくて心配してたんだけどどうしたの?病気とかしてた?大丈夫?」
矢継ぎ早に質問してくる。
まゆ「ううん、大丈夫。返信もせずにごめんね。ジョングクは元気?コンサートは順調だった?」
「うん、ARMYみんなが温かく迎えてくれて幸せだったよ。」
まゆ「そっか。よかったね。
あっ、ごめんね。今お風呂の中だから切るね。」
嘘をついて電話を切った。
涙が溢れて声が震えてしまったから。
ジョングクが恋しくて仕方がない。
離れてこんなに好きだった事を自覚してしまうなんて。。。
しばらくそれから連絡もなく、なんとか毎日をやり過ごしていた。
仕事やドッグラン、たまにショッピングへと外出していたある日1件のカトクがきた。
ジョングクヌナ、明日の夜中に韓国へ着きます。
お土産も買ったから、着いたら連絡するかね。
このメッセージを読むだけで涙が溢れる私は重症だと思う。
会ってもいいのだろうか?
でも会えないほうがツラい。
そんな事を考えてその夜は眠れなかった。
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作者名:kashumi | 作成日時:2022年12月5日 8時