大好きだよジョングク (ページ31)

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空き時間ページ31

2人で起き上がり、順番にシャワーを浴びてジョングクを仕事に送り出した。

今日はジョングクが帰らない日だから、ウォルとバムちゃんと3人でドックランへ行き、沢山遊んで帰ってきた。

お風呂に入りゆったりとリビングで過ごしてると、急に玄関ドアが開く音がする。

怖くなり、バムちゃんに抱きつき、膝にウォルを乗せた。

ゆっくりと歩いてくる音がする。リビングのドアノブがカチリと音がして軽く悲鳴をあげてしまった。
バムちゃんが驚き、戦闘態勢になった。

ドアが開くとジョングクだった。

「あれ？みんなどうしたの？」

なんて呑気に部屋に入ってくる。

まゆ「あー、怖かった。もぅ、帰って来ないって聞いてたから泥棒かと思ったよー。」

「あー、だからバムに抱きついてたのか笑」

そう呟きながら、両手を広げ笑顔で待つジョングク。

立ち上がり歩いてジョングクの方へ向かうと、優しく抱きしめてくれ髪の毛にポッポをしてくれた。

まゆ「どうしたの？撮影は？」

「うん、2時間だけ空き時間あったから帰ってきたの。ヌナに会いたくて。」

急な甘い言葉にびっくりしてしまった。

「ヌナは？ヌナは会いたかった？」

まゆ「うん、来てくれてありがとう。でももう戻って。」

「え？なにそれ？邪魔って事？意味分かんないんだけどッ!!」

ムッとするジョングクに説明した。

まゆ「空き時間でも現場を離れたら、周りに迷惑かけちゃうでしょ？ダメだよ、そんなの。私はここで待ってるからもう現場に戻って。」

そう言って玄関まで背中を押す。
しぶしぶ怒りながら靴を履いてるジョングクが振り向いた。顔はやっぱり不貞腐れてる。

両肩に手を置き背伸びをしてキスをして

「いってらっしゃい」

と言うとご機嫌になり、私を抱き上げもう一度キスをして出掛けて行った。

リビングに戻り犬達の寝る準備をしてゲージに入れた。

急に静かになり寂しく感じる。

寝室に行きベッドに横になり、うつ伏せで思いっきり息を吸う。
ジョングクの匂いがして安心した。