朝 ページ21
ヌナが動くのを感じて目が覚めた。
座ったままいつの間にか寝ていたらしい。
ヌナはだんだん前にずり落ちてきて、いつ間にか僕の膝を枕にしていた。
目を開けようと思ったら、ヌナが両手を僕のお腹に回して抱きついてきた。
思わず寝たフリを続け、そっと背中を撫でる。
甘えてくるヌナを可愛いと感じる自分がいた。
まゆ「ジョングク、おはよ。」
起き上がったヌナに肩を揺すられる。
「う〜ん。おはよー。」
ぐぅーっと伸びをした。
まゆ「ごめんね、私が寝たから動けなかったんだよね?身体は痛くない?」
「いや、いつの間にか僕も寝てた。ヌナ1人ぐらい抱えて寝室には運べるけど、その暇なく寝ちゃったから、ごめんね。寒くなかった?」
まゆ「うん、大丈夫。ありがとう。」
2人で伸びをして、朝食準備に取り掛かる事にした。
簡単なものでとサンドウィッチとフルーツサラダの朝食。
朝食を済ませ、ウォルとバムちゃんの散歩に出る。
外を歩く時は、数歩離れて別々に歩いた。
散歩から戻るとジョングクは撮影に行く準備をしていたので、私も帰宅する用意していたら
「ねぇ、今日の撮影は夕方までだから、ヌナは休みならここで待っててよ。一緒にまた食事しようよ。」
そう言われて、そのままいる事にした。
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作者名:kashumi | 作成日時:2022年12月5日 8時