久しぶり ページ16
しばらくジョングクからも連絡が来ない。
私も連絡をしていない。
ドッグランでも会わずにいるから、もう2ヶ月は会わずに過ごしている。
きっとジョングクはあのレストランでソジュンと一緒にいる事で勘違いをしているのだろう。
実際、何度かソジュンと食事や飲みに行った。告白もされたけど、やはり私はジョングクが好きだった。
だからソジュンとは付き合えないとしっかりと断った。
ジョングクに連絡しようかと迷った。
でも今更な気もする。
自分が彼の連絡を無視したんだからと拒否されるのも怖かった。
そんな風に考えていたら、久しぶりにドッグランにジョングクとバムちゃんが来ていた。
ウォルも喜んでバムちゃんとジョングクに寄っていく。
気まずいがそのままではいけないと思い、私は歩いて彼らの方へ向かっていく。
まゆ「久しぶり。元気だった?」
そう小さく声をかけた。
「まぁまぁです。ヌナは楽しそうですね。スーツの男のと付き合ってるんですよね?」
まゆ「ん?彼とは同僚で付き合ってないから。」
「じゃあなんで?なんで電話を無視して、それっきりなの?」
まゆ「うーん。。。気持ちの整理をしたかったの。」
「ここで目立つと困るので、うちに行きましょう。」
そう言われ腕を掴まれた。
逃げれないと分かったし、逃げるつもりもなかった。
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作者名:kashumi | 作成日時:2022年12月5日 8時