助けて ページ1
「やめて下さい。 いい加減に離して下さいッ」
駅で声を掛けられ、断ってもしつこく食い下がってくる男。
どうしよう、誰も助けてくれない。。。
『おい、離せよ。嫌がってんじゃん。』
1人の男性が泣いてる私を見つけて助けてくれた。
私を後ろに匿って、その男の腕をひねり上げていた。
その男は腕が解放されると慌てて逃げて行く。
小さく震えながら助けてくれた男性にお礼を伝えた。
まゆ「あ、、あり、、ありがとうございます」
「大丈夫ですか?怪我はしてませんか?」
まゆ「はい。大丈夫です。」
と答えながらも、震えた足がガクリと崩れた。
とっさに支えてくれた男性。
「もしイヤじゃなかったら、近くまで送りますよ。その震えだと、ちょっと1人だと転びそうだし笑」
とクスっと笑われてしまった。
1人だと歩くのもよろよろするので、近くのカフェまで送って貰う事にした。
まゆ「ありがとうございました。少しここで休んでから帰宅しますので。あっ、少し待ってて下さい。」
と店に入りテイクアウトのコーヒーを1つと、自分用にカフェラテを頼んだ。
まゆ「すみません、お礼とまではならないのですが飲んでください。」
そう言って渡し別れた。
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作者名:kashumi | 作成日時:2022年12月5日 8時