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ピピピ、ピピピ、ピピピ……
スマホのアラームを止めようと手をあちこちに出すと、いつものベッドじゃなく床で寝ている事に驚き目を開けた。
その瞬間、私の目に飛び込んできたのはキレイな寝顔のテテさん。
サナ「っつ……」
慌てて起き上がるとその衝撃で彼も目が覚めた。
TH「あー、ごめんね。つい寝ちゃったみたい。こんな所じゃなくてベッドで寝れば良かったね。身体がギシギシするよね。」
びっくりして声を出せない私にふんわりと優しく微笑む。
TH「どうしたの?遅刻しちゃう?」
サナ「ごめんなさい……勝手に泊まってしまって。」
ショボりする私に
TH「なんで?すっごくリラックスして寝れたからいてくれて良かったよ。えへへ、朝からサナがいるなんてラッキー。」
サナ「あっ、私、化粧したままだ。もうやだぁ、きっとぐちゃぐちゃ。恥ずかしいから顔が見ないで下さい。洗面所借りていいですか?」
TH「えー、どんなサナでも可愛いのに。でも行っておいで。洗面所ゆっくり使って。」
慌てて洗面所へ駆け込んだけど、思ったよりは悲惨じゃなかった。
一度メイクを落としてもう一度やり直す。
でも1晩メイクしたまま寝たのがやっぱり肌に響いていた。
でも仕方ない。
今出来ることはメイクを直すしかない。
諦めてリビングに戻る。
TH「仕事は間に合う?」
サナ「はい。余裕で間に合います」
TH「じゃあどこかで一緒に朝ごはん食べてからいこうか。」
サナ「はい!」
TH「サナはさ、いつになったら敬語やめるの?もういらないんじゃない?」
サナ「はい……うん。」
TH「朝だからカルグクスにしようか!」
サナ「うん、そうしよう。テテオッパ」
思い切ってオッパと呼んでみた。
それに気が付いて真っ赤になりながらギューッと抱きしめてくれたオッパ。
見上げるとそっと顔が近づいて軽く唇が重なった。
背の高い彼にすっぽりと包まれて幸せでとろけそうだった。
初めてのお泊まり
初めてのキス
付き合って初めての記念日になった。
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kashumi(プロフ) - さこさん» さこさん、まさかの15人😳いやいや国宝級イケメンですから仕方ないですね🤣テテと主人公はかなりお楽しみな様子なのでこのまま突っ走てしまいたいですね🫰 (2月19日 23時) (レス) id: adda27451c (このIDを非表示/違反報告)
kashumi(プロフ) - はこさん» はこさん💜コメントありがとうございます✨ジンくんとラブ思いきや、まさかのテテルートになりました🤣この先どうなるのか1人でニヤニヤしてます。楽しんで貰えるように頑張ります🫰 (2月19日 23時) (レス) @page50 id: adda27451c (このIDを非表示/違反報告)
さこ(プロフ) - こんにちは!テテオッパ15人て💦さすが💦そりゃ、主人公もびっくり😳でもよかった。主人公とテテオッパの絆も深まったみたいで😊そのまま結婚まで行きましょう😆 (2月19日 14時) (レス) @page47 id: 2a1f829ee5 (このIDを非表示/違反報告)
はこ(プロフ) - ジンくんとひっつくのかと思いきや、結婚するし、その二人から溺愛されて、まさかのテテとひっついてて⁉️どうなるのか先が読めない!続きが気になりすぎて更新が待ち遠しいです。 (2月19日 12時) (レス) id: c6cc9639f4 (このIDを非表示/違反報告)
kashumi(プロフ) - さこさん» こんにちは😊CKJK来ましたね😍もう釘付けでスマホに保存しまくりです💜本当に忙しい中こんなにたくさん準備してくれてて感謝しかないです🥹✨お話は少しイチャイチャ続きます(´>∀<`)ゝ (2月17日 11時) (レス) @page42 id: adda27451c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:kashumi | 作成日時:2024年1月15日 18時