25 ページ25
約束の朝、洋服選びに時間がかかった。
こんな風にドキドキして夜を迎えるのは久しぶり。
仕事中も時計をチラチラ。
なかなか時間が進まない気がしてならない。
やっと患者さんが居なくなり院内の掃除をして帰れる時間になった。
ソクジン先生からのメールは見ない!
見たら最後な気がする!
そのままの勢いで病院を出ていく。
待ち合わせのレストラン近くに来て、道端に寄って鏡で身なりを確認した。
ヨシ!私なりに大丈夫!
レストランのドアをゆっくりと開けると、窓側の席から人が動く気配がした。
TH「あっサナさん、ここだよ!」
サナ「こんばんは。お待たせしました。」
TH「ううん、仕事終わりにごめんね。」
明らかにこのレストランで1番かっこよかった。
服もオシャレだし、何もより優しい口調が心地よかった。
TH「何食べる?何が好き?」
サナ「キムさんは?オススメはなんですか?」
TH「キムさんってやめてよぉ。みんなテヒョンとか呼ぶけど、ボクの方が年上だから呼びにくい?テテにする?」
サナ「テテ?テテって呼ばれるんですか?」
TH「うん。子供の頃はそう呼ばれてたんだ。」
サナ「テテさん」
TH「はい!なぁに?サナ」
ドキッとした。
急な呼び捨てに胸がドキーーンとした
TH「あはは笑 顔が赤いよ。恥ずかしかった?」
そう言って私の頬に手を添えられるから、もう俯くしか出来ない。
テテさんのオススメの料理を食べて最後に紅茶を飲みお店を後にする。
2人で並んで歩くと近すぎて手が触れた。
大きな手で手を握られるから思わず顔を見上げる。
TH「ダメ?」
首を横に降るとニッコリと優しく微笑んだ。
そのまま手を繋いで歩いて自宅前まで送ってくれる。
TH「ボクはサナとちゃんとお付き合いしたいけどその気にはなれない?」
サナ「私でも良いですか?」
TH「サナがいい。大切にするよ。」
ギュッと抱きしめられてドキドキした。
あーそうか、このデートで私はテテさんを好きになってる。
優しくて魅力的な人だから。
胸元にギュッと抱かれながら小さな声で
サナ「よろしくお願いします。」
交際がスタートした日だった。
243人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
kashumi(プロフ) - さこさん» さこさん、まさかの15人😳いやいや国宝級イケメンですから仕方ないですね🤣テテと主人公はかなりお楽しみな様子なのでこのまま突っ走てしまいたいですね🫰 (2月19日 23時) (レス) id: adda27451c (このIDを非表示/違反報告)
kashumi(プロフ) - はこさん» はこさん💜コメントありがとうございます✨ジンくんとラブ思いきや、まさかのテテルートになりました🤣この先どうなるのか1人でニヤニヤしてます。楽しんで貰えるように頑張ります🫰 (2月19日 23時) (レス) @page50 id: adda27451c (このIDを非表示/違反報告)
さこ(プロフ) - こんにちは!テテオッパ15人て💦さすが💦そりゃ、主人公もびっくり😳でもよかった。主人公とテテオッパの絆も深まったみたいで😊そのまま結婚まで行きましょう😆 (2月19日 14時) (レス) @page47 id: 2a1f829ee5 (このIDを非表示/違反報告)
はこ(プロフ) - ジンくんとひっつくのかと思いきや、結婚するし、その二人から溺愛されて、まさかのテテとひっついてて⁉️どうなるのか先が読めない!続きが気になりすぎて更新が待ち遠しいです。 (2月19日 12時) (レス) id: c6cc9639f4 (このIDを非表示/違反報告)
kashumi(プロフ) - さこさん» こんにちは😊CKJK来ましたね😍もう釘付けでスマホに保存しまくりです💜本当に忙しい中こんなにたくさん準備してくれてて感謝しかないです🥹✨お話は少しイチャイチャ続きます(´>∀<`)ゝ (2月17日 11時) (レス) @page42 id: adda27451c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:kashumi | 作成日時:2024年1月15日 18時