ブーケのオッパ JN TH

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JN「初めまして。本日着任した内科医のキムソクジンです。よろしくお願いします。」



そう自己紹介して笑う姿はあの貴公子のままだった。



院長「じゃあサナさん、院内の案内と細かな事の説明をしてあげて下さい」


サナ「はい。承知しました。ではキム先生、まずは先生の診察室へ案内させていただきます。」


JN「サナさんよろしくお願いします。」


そう小首をかしげた姿はカッコイイとは別でかわいい笑顔だった。


サナ「こちらがキム先生の診察室になります。デスクには必要最低限の物が揃ってはいると思いますが、必要な物がありましたら言って下さればすぐに準備致します。」



JN「ありがとう。」


じっと顔を見て考え込むキム先生


サナ「あの……何か不都合がございましたでしょうか？」


JN「あっ、ごめんね。そうじゃないんだ。んー。ねぇサナさんって僕と会った事ある？なんかどこかで会った気がするんだよね。気のせいかな？」


サナ「はい。実は先月の結婚式でお見かけしてます。キム先生はブーケを受け取って目立ってましたから 笑」


JN「あー、って事は新婦のユミちゃんのお友達？」


サナ「はい。ユミとは高校からの友達なんです。」


JN「そうなのかぁ。偶然だね。僕は新郎のミンジェの友人だったんだ。結婚式ね、だから会った事あるって思ったんだね。」


サナ「先生の記憶力は凄いですね。すれ違う程度だったので。」


JN「僕も独身男性だからね。アッヒャヒャ、かわいい子はチェックしてるだよ。おっとこれはコンプラに引っかかるな、ごめんごめん」


サナ「ふふふ、ありがとうございます。」


JN「改めてサナちゃんよろしくね。」


サナ「はい。キム先生よろしくお願い致します。」


JN「あーもぅキム先生なんて固い呼び方しないで。ソクジンで良いから。ね？ちょっと呼んでみてよ。」


サナ「ソ、ソクジン先生」


JN「うんうん。これから楽しく働こうね。」



診察時間も迫っていたから、とりあえずは一礼してその場を離れ受付に戻る。

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