ブーケのオッパ JN TH

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早く帰れる仕事終わりに夕飯をご馳走になる事がだんだん定番化してきた。


JN「サナちゃん、今日はさキムチチゲ食べたいんだよね。チゲでどう？」


サナ「はい。チゲ食べたいです。」



車に乗せてもらい近くのお店へと向かってる最中に電話がなる。
先生の車はBluetoothに繋がってるから彼女からってすぐに見てわかった。


JN「ごめんね。ちょっといい？」


そう私に断って電話に出る隣で息を潜めていた。


JN「ヤー！ヨンスヌナお疲れ様。」


YO「ジン？今どこ？今日は早く帰れそうなんだけど。」


JN「今、サナちゃんとチゲ食べようって向かってるけど、ヌナも来るでしょ？店は後でメールするから。」


YO「OK。じゃあお店でね」


電話を切って私にそっと微笑んで


JN「僕の彼女も一緒にいい？ってかもう誘っちゃったけど笑」


ドキドキした。
本当に彼女いたんだ。
私と居ても彼女さんは気にならないの？
普通に先生は私とご飯って言ってるから、いつも報告してるのかな？



お店で先に乾杯して待ってると、入口から颯爽と長身の美人が入ってきた。


YO「ジン！お待たせ！」


JN「ヌナ、ちょうど乾杯したばっかり。早かったね。」


私を見てニッコリ笑う美人に慌てて席を立った。


JN「この子がサナちゃん、前に説明したよね？
サナちゃん、こっちがオッパの彼女でヨンスだよ。産婦人科医でいつも忙しくしてるんだけど。」


サナ「はじめまして。いつも先生にはお世話になっております。サナと申します。今日はお邪魔して申し訳ありません。」


YO「はじめまして。ヨンスです。ううん、人数が多い方がチゲも美味しいもの。楽しみましょうね。私とも仲良くしてね。」


JN「じゃあまた乾杯して料理を注文しよう。」


そう促すソクジン先生の隣にサラッと座るヨンスさんに少し嫉妬をした。


仕方ない私は知り合い。
ヨンスさんは彼女。
当然隣に座るべきなんだ。

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