出会い ページ1
ジニと初めてあったのは飛行機で、僕はツアーで全世界を回る移動中だった。
トイレに立った時に背中に衝撃があり、驚いて振り向くと足を躓かせ背中に頭突きをしてきたのが僕のヌナだ。
ジニ「ご、ごめんなさい」
NM「ケンチャナヨ？」
ジニ「はい。すみません。痛かったですよね。。
急に背中に突っ込まれて。本当にごめんなさい」
その時はそのまま笑顔で会釈をしその場を離れた。
飛行機から降りてスーツケースをスタッフがピックアップしてくれ、車でホテルに向かう。
部屋で荷物を整理しようとしても開かない。
よくよく見ると似ているが僕のスーツケースではない。
スタッフに事情を話し、取り違えたスーツケースを探して貰う。
運良く同じホテルに宿泊している女性から航空会社に問い合わせがあり、ロビーで交換する為に待ち合わせた。
相手を待っていると、女性がスーツケースを引いて歩いてくる。
ジニ「あっ、あの、、スーツケースの方でしょうか？」
NM「はい。うちのスタッフが間違えた様で申し訳ありませんでした。もちろん中は見てないので大丈夫です。」
ジニ「あのー、飛行機で私が頭突きした方ですよね？もしかして、、、BTSのキム ナムジュンさんでしょうか？」
NM「あはは。そうです！あの頭突きの笑」
ジニ「あの時は本当にすみませんでした。」
NM「いや、大丈夫ですよ。失礼ですがお名前を聞いても良いですか？なんだかご縁がありそうですよね笑」
ジニ「はい。ジニと申します。」
NM「ご迷惑をお掛けしたお詫びに食事をご馳走させて下さい。」
ジニ「え？迷惑を掛けたのは私なのに？」
NM「ダメですか？このホテルのレストランで待ち合わせしませんか？」
ジニ「はい、大丈夫です。では後ほど。」
あの時のヌナは急な誘いに困惑しながらもOKしてくれた。
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作者名：kashumi | 作成日時：2022年11月23日 2時
