173 ページ23
あの宿舎で過ごした年末年始から2ヶ月が経とうとしていた。
最近はナムジュンも仕事が落ち着いてきた様で、テレビ電話を夜に出来る事が増えた。
私は日増しに不安がよぎリ元気がなくなっていた。
そう、12月に月のものがきてから、ずっと来てない。
ナムジュンは几帳面な性格で、身体を重ねる時は必ず避妊をしてくれていた。
でも……100%じゃないんだと思うと不安だった。
NM「まゆは最近、元気がないけど気になる事があるの？」
と優しく問われて、意を決して相談してみる。
まゆ「あのね。ごめんなさい。」
その後の言葉が続かずに泣き出した私をみて慌てる。
NM「どうしたの？え？なんで泣くの？」
まゆ「ごめんなさい。」
NM「何が？何がごめんなさいなの？」
不安そうに聞かれる。
まゆ「あのね……生理が来ないの。」
NM「え？検査薬は試した？」
まゆ「ううん。怖くてまだ。」
NM「ちょっと待ってて」
『マネヒョン、ちょっと来て！』
ボソボソと向こうで相談してる声が聞こえる。
きっと困った事になったとかそう言う事を言ってるんだろうと思って涙がボロボロ出て嗚咽までしてくる。
NM「ごめんね、ちょっと時間置いちゃうけど明後日から東京へ行くから。明後日までは不安だと思うけど待ってて。一緒に検査薬を試そう。」
まゆ「おへ？」
嗚咽して泣きながら、変な声が出た
NM「落ち着いて大丈夫だよ。一緒に検査薬を試そう。もし赤ちゃんを授かっていても心配しないで。一緒に育てよう？だから泣かないで。」
ナムジュンの反応は予想したものと全然違って、更に涙が止まらなくなる。
嗚咽したまま
まゆ「ぅぅぅ、もし授かってたら産んでもいいの？っひくッ。迷惑じゃないの？うぇっ……おろせって言わないの？」
NM「もちろん言わないよ。2人の宝物でしょ。でも、まずは検査薬をしてキチンと確かめてみよう。僕が行くまで不安だと思うけど待てる？」
まゆ「ぅ、、、うん、あ"り"がっと"う"」
鼻をグズグズとさせながら答える。
怒られると思った。
事務所にも別れろと言われると思った。
ナムジュンがこんなにも男らしくて頼れると再度確認して不安が無くなっていく。
彼を好きになって良かった。
私は最高の男性を選んだ。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 188人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
kashumi(プロフ) - さこさん» さこさん、いつもありがとうございます😊あっという間に移行になりました。いつもコメントを下さるのでとっても励みになっています💜楽しんで貰えるように頑張ります❣️ (2023年5月12日 8時) (
レス) id: adda27451c (このIDを非表示/違反報告)
さこ(プロフ) - こんばんは☺️もう移行なんて、早いですね〜😊これからも楽しみにしてますね😊どんな展開が待ってるかな☺️ドキドキワクワクが止まりません💓 (2023年5月11日 22時) (レス) @page50 id: 2e28b17e83 (このIDを非表示/違反報告)
kashumi(プロフ) - さこさん» さこさんこんばんは🌛いよいよ韓国での生活です。なるべくイチャイチャさせてあげたいけど、ナムジュン売れっ子だからどうなるかな？期待に添えるように頑張りますね💪 (2023年5月8日 19時) (レス) id: adda27451c (このIDを非表示/違反報告)
さこ(プロフ) - おはようございます！いよいよ、二人の生活が始まりますね😊どんな生活になるのかドキドキします💓渡韓する事、ご両親に押し切った夢主ちゃんはすごいですね‼️ (2023年5月8日 9時) (レス) @page44 id: 2e28b17e83 (このIDを非表示/違反報告)
kashumi(プロフ) - さこさん» おはようございます😊いよいよです！さて2人の暮らしはどうなるか？まだ先は考えてないので、この先はちょっとゆっくり更新になってしまいますが、よかったら読んでくださいね！ (2023年4月30日 11時) (レス) id: adda27451c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：kashumi | 作成日時：2023年4月15日 0時
